富士本町商店街は静岡県富士市にある商店街です。
東海道本線富士駅の北、すぐのところにある商店街です。
富士市の主な産業は製紙業ということを中学校の地理かなんかで習ったような気がするのですが、駅前にいきなり王子製紙の工場があります。訪問するまで知らなかったのですが、それ以外にも東芝やジヤトコ?、軽金属とかの工場があり、思っていたよりも工業色の強い都市だと思いました。地形を見て想像するに、富士川からの土砂が波で吹き寄せられたのと、富士山から流れてきた土砂でできた、どちらかというと新しい土地で、工場を建てるのに適していたのかもしれません。まあ、沼地みたいなところで、人が住むのには適してないところだったのでしょう。
2022年5月に訪問しました。
東海道本線富士駅です。富士宮、甲府方面へ行く身延線も分岐しています。過去にはブルートレインをはじめ優等列車も停まっていた主要駅です。今も夜行特急電車が停まります。橋上駅舎にペデストリアンデッキが接続しています。
北口を見る前に南口を見ます。いきなり老人ホームがあります。マンション併設?
少しだけ商業区画もありそうですが、あまり活用されてなさそうです。
富士駅南通り商店街です。なんてことない商店街です。街区内に暴力団事務所があります、注意
老人ホームマンション?の裏手、キリンの絵が描いてある美容室です。
富士駅北口に戻りました。
ペデストリアンデッキから見る駅前の風景です。なんかボロくて、閑散としています。
富士本町商店街です。
デッキから右側を見たところです。茶色いビルもボロい。いきなり王子製紙の工場があります。
デッキの正面の通りです。
市役所のホームページによると駅周辺南北とも、過去の区画整理事業(昭和37年から平成10年)で出来あがったまちなみだそうです。
この通りの左右だけは再開発予定があるようで、廃墟感が漂っているのかー。
茶色いビルの3階に「パブ ルビー」と書いた看板が見えます。
正面の空き地のようなところには少し前まで「パピー(PAPY)」という商業施設があったそうです。
上の画像に写っている茶色いビルです。
駅前のビル群、昭和40年代から50年代前半に建てられたものが多いそうです。とてもボロく見えるのは壁と窓枠の配色のせいでしょう。
デッキから下りてきたところです。片屋根式アーケードです。何か薄暗い・・。
奥が富士駅です。左右とも再開発予定区域です。
茶色いビルは鋭角になっています。
上の上の画像から少し北上したところです。
防火建築帯?防災建築街区?として区画整理がおこなわれたようですが、所有者がバラバラの小さいビルが並んでいます。外壁は茶色で統一されていそうです。
斜め左に行くと富士駅正面です。正面「三角屋」は建物が三角だからでしょうかw
何か、印象に残る風景です。
三角屋の一画も再開発予定区域です。
北上していきます。県道396号線まで一直線に「富士本町商店街」が続きます。
「三角屋」から県道まで500メートルくらいです。
ジーンズショップです。なんかこういうお店もいつの間にか見なくなりました・・しみじみ
アーケードに設置されている照明装置です。スピーカーと一体的になっています。
「岳陽堂」、老舗っぽい感じの書店です。やっぱり茶色いレンガ風の建物が多いです。
駅の方に戻ってきました。ちょっとしたスーパーのような建物にみえますが、違ったようです。
この辺りのビルは縦方向のラインが目立つ意匠です。
駅前を西方向に行くと、ガードをくぐって、南に行けます。
左のビルとその向こうのビル、道路に合わせて曲線を描いています。すばらしい。
この近くの線路沿いにイトーヨーカドーがあったそうです。そういえば駅の北側にはスーパー的な商業施設がありません。ちょっと不便かなー。
富士本町商店街
Fuji-Honcho shopping street, Fuji city, Shizuoka.