富士宮市大宮町の花街は「富士山本宮浅間大社」の南東側にあると思われます。
前の記事でも紹介したように、この辺りはかつて、養蚕や製糸で相当儲かった人がたくさんいて、遊びも盛んだったそうです。その上、富士山信仰や登山の拠点だったこともあって多くの人が宿をとったのでしょうね。駅前は色、こちらは花という感じになったのでしょうか?
富士宮囃子保存会のサイトによると、「昭和初期、静岡県下の花柳界で一番の隆盛を誇ったのが大宮の花柳界でした。」とあります。
2022年8月に訪問しました。
マイロード本町商店街にある洋館風の商店です。すでにこの辺りには料亭らしきものがたまにあります。
奥に小さく鳥居が写っています「神田宮」です。
商店街の南側です。こっちは違うような気がしますがどうでしょう?
商店街の北側です。割烹旅館があります。
突き当りが「神田宮」です。途中、道路左の空き地のように見えるところに「富士宮五業協同組合」の事務所があったそうです。今はありません。
五業組合の跡地を左に曲がるとこんな感じです。左側はスナックです。
県道76号線を渡って北上するとこんな感じです。
途中で右に曲がる道があります。割烹旅館とスナックがあります。
風俗営業許可店だそうです。同業組合のシールです。
突き当りの割烹旅館です。
右側の駐車場のところにも旅館か料亭の類があったようです。
窓の下はタイルですが壁はタイル模様のトタン?です。ちょっとモダンな雰囲気です。
御手洗橋東すぐのところの飲食長屋です。道の向かいにも高級料亭の門だけ残っています。
御手洗橋のところ、南に曲がったところに鑑札のついた旅館風の建物があったはずなのですが無くなっていました。
場所変わって、浅間大社前交差点近く、名前忘れましたが古い橋のたもとの木造3階建です。
旅館だった建物でしょうか?建物の下に川が流れています。