鶴橋商店街は大阪市生野区と東成区にある市場です。
大阪環状線鶴橋駅の東側に商店街と市場が混ざりあうように存在しています。
鶴橋商店街といわれる区域にはいわゆる普通の商店街のほかに、小売市場、卸売市場、鮮魚卸売市場などがあります。
鶴橋商店街のホームページによると、「昭和20年秋に闇市からスタートした」と書かれています。
闇市だったのだろうなーという雰囲気が今も残る貴重な商店街なのではないでしょうか?これほど雰囲気が残っているところは他にはないのではないかと思います。
私が小さい頃、一度だけ連れていってもらったことがあるのですが、その時は魚の匂いと、キムチ系の匂いがすごく、しばらくはその匂いが体について取れなかったような記憶があります。今回ちょっとだけ見にいってきました。
2022年9月に訪問しました。
鶴橋商店街の出入口です。通路は蜘蛛の巣のように広がっています。上の骨組みは環状線鶴橋駅です。
どこからどこまでがどの商店街か市場か慣れている人でないとわかりませんね。正直、よーわからん。
「鶴橋商店街振興組合」「鶴橋西商店街」「大阪鶴橋市場商店街振興組合」「東小橋商店街振興組合」「大阪鶴橋鮮魚卸商協同組合」「大阪鶴橋卸売市場協同組合」「高麗市場」が合体した商店街、市場なのでしょう。このうち「鶴橋西商店街」は焼肉屋が並んでいるところです。こりゃすこいなー。
近鉄電車の高架下にあった市場は鉄道高架橋の補強工事で撤去されたとのことです。第二次世界大戦前の高架橋ですからねー。残念です。
鶴橋商店街です。環状線鶴橋駅から一番近い商店街です。服飾品などを扱う店もあります。
韓国衣料を扱うお店がいくつかあるのもこの商店街の特徴ですかね。
鶴橋商店街振興組合の案内図です。
鶴橋商店街振興組合のゴミ捨て場です。注意書きが韓国語で書かれているのも土地柄でしょうか。
鶴橋商店街振興組合の中ほどから南側へ、近鉄電車の高架下を潜るところです。
古い市場っぽい雰囲気です。キムチ店の他に、鮮魚店、青果店もあります。
上の画像の市場は近鉄電車の高架下にあります。
上の画像の市場の南側にある市場「鶴橋国際食料品センター」です。
高麗市場です。
たぶん、高麗市場です。この辺りは人気が少ないです。古い建物が残っています。
戦災地図を見ると、この辺りは戦災に遭っていないとのことなのですが、どうでしょうか?
水銀灯はLED照明とは違い、写真にとると緑っぽく写るのがいいです。
鶴橋鮮魚卸商協同組合です。昼前には閉まるとのことです。
鶴橋本通商店街です。南に行くほど、市場というより庶民的な古い商店街な感じです。
この商店街を南に抜けて東に行くと、「生野コリアタウン 御幸通商店街」に至ります。
たぶん大阪鶴橋市場商店街振興組合です。
丸小卸売市場です。この辺りの雰囲気、第二次世界大戦後間もない頃とあまり変わってない風景でしょうか?
その時代のことを知らないので何とも言えませんがね。
大阪鶴橋市場商店街振興組合の事務所(丸小市場連合、大阪鶴橋市場振興)です。
この混沌とした雰囲気、なるべく長く残ってほしいと思いますが、時代の流れもあるので、どうでしょうか?
鶴橋商店街
Tsuruhashi Shopping Street, Higashinari-ku, Osaka city, Osaka.