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ホープタウンは鳥取県米子市にある独立系ショッピングセンターです。
境線の後藤駅の裏側にあり、また産業道路にも近く電車で行くにも自動車でいくにも便利な場所にあります。
核店舗は食品コーナーが「スーパーマルイ」で、宮脇書店やキディランドなんかもあります。
まあ、かなり充実しているお店であることは間違いありません。
衣料品コーナーなんかは直営部分が多い気がします。

もともとは本通りの菊屋が子会社を作ってこの場所に進出してきたようで、米子の郊外型店舗のパイオニア的存在だと思われます。
1982年7月に開店したわけですが、そのおよそ3年前の新聞(日本海新聞 1979年5月1日)によると計画段階では米子最大規模のものを想定していたようです。
今となってはこの界隈も中心市街地に認定されていますが、やよいデパートの前例もあることから当時は出店にあたり商店街あたりの商店主に相当警戒されていたのは想像に難くありません。

このお店、ちょっと前(公式サイトによると2002年?)までは「愛しのSATY」でしたが、その後いつの間にか看板がかけ変わって「ホープタウン」になっていました。何となくSATY的なデザインのようにも感じます。

店内も未だにSATY的な雰囲気が残っています。エスカレーターの注意放送のサイン音やサッカー台のビニールの入れ物(筒状で上部からビニールを取り出す)やトイレ個室のトイレットペーパーホルダー、店内のピクトグラムなんかも面影があります。
ある意味イオンになった旧SATY店舗よりもSATYの雰囲気が残っています。

この界隈の旧SATY店舗はちょっとややこしい歴史があるようで、詳しいことは他のサイトにありそうなので割愛しますが、結果的には「米子駅前サティ」は「米子ビブレ」になるときにマイカルサンイン→マイカル直営化、その後イオン化して現在に至るようです。ホープタウンはマイカルが破綻した頃?(2002年)以降は独立して現在に至っているようです。
どうやら、マイカルサンインは「マイカル」という名前は付いているものの、ニチイやマイカル本体に完全に一体化することはなく傍系のままで、その後独立したと云うことなのでしょうか?よくわかりません。
米子ビブレと松江サティがマイカル本体に召し上げられたのかな?と解釈しているのですが未だ謎・・です。

ホープタウンはまさにマイカルサンインの歴史が凝縮されているようです。ゲームセンターがイオン系の「モーリーファンタジー」だったり、ちょっと前まではレストランの「四六時中」だったか「年年歳歳」が入っていたり(最近「やじきた」に先祖がえりしました・・)、米子駅前イオンやイオン松江のフィットネスクラブが未だにホープタウンの運営だったり・・

まあ、最後の方は結構どうでもいい話題になりましたが、ちょっと古ぼけていてなぜかホッとするお店「ホープタウン」、ゆっくりと買い物ができそうです。

写真はホープタウンの外観です。
夜の写真は2011年撮影で、まだこの頃は自転車置き場は三角屋根が連なっており、これは開店当時のままでした。
2つの入口が写っている写真ですが左側は開店当時からの部分、右側は増床後の入口です。
入口の右側には設置業者名が書かれた看板とその上にはマイカルのロゴ看板があったと思われます。
外壁にはSATYの文字とマイカルのロゴ看板が設置されていた跡があります。