サンクスギビングホリデー中の金曜日。
アメリカ最大のセール日であるブラックフライデーの本日。
チキンの私は、怖いのでお家で過ごしています
今年の10月3日から現在、私はアメリカのカリフォルニア州パサデナという美しい街の語学学校に通う学生です。
ところどころ基礎が抜けていることを自覚していたため、実は入学テストでのスコアよりも一つ下のクラスを希望しました。
余裕かと思っていたんですが、キチンと学ぼうとするとこれがかなり大変でして。。
ホリデー中なのにやることないので、今回は語学学校のお話を。
カナダでミランが見つけた職場はビザファクトリーと呼ばれたりもする、外国人労働者を積極的に雇ってビザのサポートをしてくれるという場所でした。
こういう場所って大抵は低賃金で酷い労働環境なワケなんですが。。
語学学校もそういったビザファクトリーと呼ばれるものがあります。
というか、ありました。
今は昔の話です。
語学学校の学生になればアメリカにその期間は滞在出来るため、学生たちは籍だけ置いて実際はどこかでイリーガルに働いていたりとかしていたワケです。
ですが現在、そんな簡単にはいきません。
語学学校のオリエンテーションでこんなこと言われました。
・3ヶ月に1度イミグレーションがやって来て学生の情報（出席率やテストのスコアなど）を提出している
・911テロを含め、F1ビザ（US学生ビザ）の人間がテロを起こすケースが多い
・昔は学生ビザで少しは働けたけど今は働けません
・学生ビザの人たちは行政に監視されていると思いなさい
まぁね。
高いお金払って海外の語学学校に入ってるのに学校来てなかったり勉強の成果が全く出てないなら、やっぱ不審者だもんね
そんなわけで、以前はたくさんあった語学学校という名のビザファクトリーは、あちこちクローズしたんだそうです。
現在臨時で来ている先生がかつてビザファクトリーの語学学校で働いていたそうで、やはりそこもクローズしたと笑いながら話していました
私の通う語学学校は創設者であるタイ人カップルがかなり真面目で熱心な方々というのもあり、課題をこなすのも結構大変です。
1日にListening/Speaking、Reading、Grammar、Writingの4授業。
9時～13時まで。
半日しかないなら楽じゃん
と思うでしょ
それぞれの授業が2週間に一度はテスト。
月に１回ずつプレゼンテーションとエッセー（随筆・小論）の提出。
テキトーにやろうと思えば出来ないこともないんですが、その辺要領が悪いのでなんか頑張っちゃうんですよねー
元々ものを書くのは好きだし、苦労しながらも何とか自分で納得のいくように、エッホエッホと英文エッセーに励んでます。
プレゼンテーションもやりがいがあります。
毎日出される半端ない量の宿題も合わせ、いっぱいいっぱいです
クラスには、
日本人 4人（私含む）
中国人 4人
韓国人 1人
タイ人 1人
カメルーン人 1人
少し前にサウジアラビアのお母さんが国に帰ったので、現在は合計11人。
他のクラスと比べると生徒数は多いです。
これがTOEFL（アメリカの学校に入学するために必要なテスト）クラスになるとヨーロピアンが多いようです。
休憩中は日本人同士で日本語で会話することもありますが、授業中はほぼ英語オンリー。
「日本人が多いと英語の勉強にならない」ということは当てはまらないと思います。
みんなガンガン質問するし。
クラスメートはみんな個性的で面白く、彼等と共に学べる今のクラスはお気に入りです
先生は基本的にアメリカ人。
なんですが、現在先生たちも長期ホリデーを取得していたりもして先生不足が発生中。
そのため普段はオフィスで働くタイ人の学校創設者自身が教鞭を執っていることが多いです。
彼女自身も以前は私たち同様に語学学校で学ぶ学生だったわけで、特に彼女のGrammar（文法）の授業は正直言うとアメリカ人教師よりも分かりやすいです。
語学学校に通うことを考えている方は、
「クラスにアジア人ばかりって発音とかどうなの
」
と思われるでしょうか。
私の英語は日本語訛りがあまりないとよく言われます。
ですが、かつてオーストラリアやニュージーランドで暮らしていたためオセアニア訛りも少し混じっていて、
アメリカのアクセントよりもブリティッシュイングリッシュの方が好みで、
1年と少しのカナダでの生活があり、
現在アメリカに暮らし、
聞いたことのない単語なんかでは日本語訛りも出てきて、
私の話す英語はミックスも良いとこだと思います。
でもそれで良いと思ってます。
世界中で話される世界語であるなら訛りがあるのは当然です。
日本語訛りでも良いと思うし、
ブリティッシュイングリッシュもステキだし、
アメリカンイングリッシュでも良いし、
フレンチ訛りだって、
タイ訛りだって、
インド訛りだって、
フィジー訛りだって、
無問題
むしろブリティッシュかアメリカの発音しか分からないよりも、
いろんな国籍の人が話す英語に慣れた方が俄然良いと思います。
そうすればいろんな国の人ともっと話し合えるから。
最後に話が通じれば良いわけだから。
訛りは個性です。
私のミックスな訛りはそれぞれの地で奮闘してきた証です。
現在先生をしてくれるタイ人の学校創設者は、20年以上アメリカに暮らしても尚’sh’の発音が’ch’になります。
イングリッシュもイングリッチュ。
超可愛いと思ってます
ある中国人のクラスメートは’the’の発音が’la’になります。
これもまた超可愛くて萌えてます
語学は結局意思疎通のためのツールに過ぎないワケだから、伝われば良いんです。
自分の意見が言えて、相手の言いたいことが分かればそれで良いんです。
学生の年齢層は主に2つに分かれている気がします。
未婚の20代前半か、
アラサー以上の既婚者の片割れ。
みんなに年齢確認したわけではないのでざっくりです。
20代前半の子達は、語学学校の後に大学など別の学校に行くことを目標としている子が多く、
既婚者の片割れは、ホリデーがてらや時間つぶし、もうちょっと英語勉強したいなーくらいの感覚です。
私は元々カナダの職場で精神を病みそうだったミランにホリデーをとらせたいのもあり、アメリカに滞在するために語学学校を選びました。
もうちょっと英語を勉強したいかなーと軽い気持ちで通い始めたんですが、結局ヒーヒー言いながら宿題してます。
学生生活ってそんな簡単じゃなかったです
そんなワケで、語学を学びたいなら語学学校に通うのはオススメです。
出来れば2ヶ月以上。
どこの学校だって本人のやる気が問題です。
やる気があればそれなりに語学力は伸びます。
単に海外に暮らすだけでは語学力は伸びません。
私のこれまでの生活がそれを証明してますから
可能なら語学学校以外でも普段から英語に触れる機会を作ることです。
オススメは好きな映画を繰り返し観ること。
飽きることなくアホみたいに何度も見られる映画があれば最高です。
それに英語字幕をつけて、何度も観ましょう。
字幕なくても観られるようになるくらい。
何ならお気に入りのセリフを俳優さんと一緒になって言えちゃうくらいまで。
映画に慣れてきたら、今度は英語のお気に入りテレビドラマシリーズを発掘しましょう。
英語字幕つきでドラマをとにかく全部観続けます。
面白いと思えるやつじゃないとダメです。
何度も出てくるけどよく分かんないという単語があるときだけ、たまに停止して意味を調べます。
一つのドラマでよく出てくる単語ってのは結構決まってます。
そのジャンルの単語にもだんだんと慣れてくるはずです。
シリーズ全部見ちゃったら、次のお気に入り探し。
だいぶ英語に慣れてきたら、違ったジャンルの映画やテレビドラマに挑戦です。
最初は比較的簡単な英語で楽しめるラブコメやディズニーアニメで勉強してたんですが、飽きるんですよね。。
なのでやっぱり最初は難しくても、続きが気になって仕方なくなるドラマにトライした方が続けやすくて良いです。
そういや最近課題こなすのに必死でお菓子作りをしてないなー。。
これはチョコバナナピーナッツバターマフィン
カナダからアメリカに引越すときピーナッツバターを使い切りたくて作りすぎたため、ミランくんはしばらくピーナッツバターを見たくないんだそうです
美味しかったのにー
語学習得って簡単じゃないです。
私は本当に単語が覚えられなくて苦労しています。。
今語学を勉強中の方、
これから勉強してみたいなという方、
共にがんばりましょう
語学学校は大変だけど、私かなり楽しんでます。
↓ぽちっと応援おねがいします
