あなたが笑顔で私は嬉しい | こばちとミランとチャッテの世界のどこかで奮闘記 -カナダ編ー

こばちとミランとチャッテの世界のどこかで奮闘記 -カナダ編ー

ニュージーランドで出会った日本人の私とチェコ人のミラン。
その後カナダのプリンスエドワード島で1年。
二度のアメリカ横断をしてロスで1年。
日本で4年暮らし、迷い犬だった現在の愛犬チャッテと出会います。
2023年春、再度プリンスエドワード島に引っ越しました!

ディナーのお仕事から帰ってきたところです。
お仕事中、嬉しくて嬉しくてたまらない再会がありました。

キウイ(ニュージーランダー)の大学卒業し立ての友人は、この8月に日本に発つ予定でした。
彼が高校生のときに学校の旅行で東京に行き、道に迷ったりトラブルもあったようですが、ニュージーランドよりもちょっと大きいくらいの同じ島国であるにも拘らず、ものすごくパワフルな世界に圧倒され、好奇心を掻き立てられたのだそうです。
それからというもの、彼の夢は日本で英語の先生になることでした。
長い期間待ってやっと派遣先が決まり、その夢がついに実現するのがこの8月の予定でした。

ですが今年に入って病が発覚。
かなりシリアスなものとしか聞いていませんでしたが、8月が近づくにつれ、彼のことが気になっていました。
夢までもうちょっとなのに。。

今日、その彼がお店にお客さんとして家族と共にやって来ました。
何ヶ月ぶりに彼を見ただろうか。
思った以上に彼は以前の姿と変わりなく、同じ笑顔を見せてくれたので安心しました。
髪の毛は無く、ニットキャップをかぶっていましたが。。

そこで初めて彼の病を知り、愕然としました。
今はかなり体調も回復し、その後の経過をみているところなんだそうで。
お酒もちょっと入って、顔を赤くしながら笑って、食べて、楽しんでくれたようです。

彼が笑って、お酒を飲んで、楽しんでいるのがすごく嬉しい。
フツウに生活するってすごいことなんだ。
また夢が見られる。

彼はふりだしに戻ったワケではない。
これは、違うステージの全く異なるスタート。
だって大きな困難を乗り越えて、彼は確実に以前とは異なるはずだもの。

兎にも角にも、嬉しくてたまらない。

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