てんぷらバスで行く~ヤマキ御用蔵ツアー~ | 蔬菜(そさい)くらぶ「小鉢や」

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ベジタリアン、ビーガンの集まる店

動物性の食材は使いません

野菜は自然栽培野菜

先週末、17日に「てんぷら油リサイクルバスで行く直行エコバスツアー」に参加してきました!天気にも恵まれ充実した一日で、いろいろと見学・体験してきましたのでご紹介いたします♪


Cafe Kobachi-ya Style「小鉢や」 Cafe Kobachi-ya Style「小鉢や」


行ってまいりましたのは、埼玉県神川町にあるヤマキ醸造

廃食油をリサイクルした燃料「BDF」100%で走る観光バスに乗って新宿から約2時間半、山・川・畑に囲まれた自然豊かな町にたたずむ御用蔵に到着しました。


Cafe Kobachi-ya Style「小鉢や」


こちらでは「神泉水」という湧き水を使って、有機栽培の原料だけで醤油やお味噌・豆腐などを作ってらっしゃいます。大きな樽が並ぶ醤油蔵・味噌蔵を見学させていただきましたが、蔵の中は麹の何ともいえないいい香りが漂っていました。


Cafe Kobachi-ya Style「小鉢や」 Cafe Kobachi-ya Style「小鉢や」


昔ながらの製法で、自然の力をかり一年かけて醤油やお味噌を仕込むそうです。温度管理もしていないらしく、生きた原料と麹菌だからこそ時間をかけて発酵し、深みのある味わいを作ってくれているのでしょうね。何種類かあるお味噌も味見させていただいたのですが、どれもとてもおいしかったです。もちろん、醤油も。


午後は昼食をはさんで、醤油生搾りも体験してきましたよ!


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まず、そこに穴の開いた透明の容器に麻の布を敷き、カップ2杯ほど「もろみ」をながします。次に、布の立ち上がりを折りたたみ二枚目の布を敷いて同じように「もろみ」を流し、3枚4枚と重ねます。


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上の方まできたら、板をのせ重石をして搾り出して行きます。


Cafe Kobachi-ya Style「小鉢や」 Cafe Kobachi-ya Style「小鉢や」


ほぅ~こうやって醤油は搾り出されているのですね!布も実際に使われている物とまったく同じものだそうで、製品にされる醤油は油圧式で搾られるそうです。

わたしたちが半ば力いっぱい絞ったお醤油には、大豆や小麦の小さな繊維も混ざっており手搾り感満載でした♪お持ち帰り用の小瓶につめて本日の日付入りシールを貼って・・・これ、わたしの醤油ラブラブ


Cafe Kobachi-ya Style「小鉢や」 Cafe Kobachi-ya Style「小鉢や」


完成です!!!なんだか嬉しくなっちゃいます。

瓶の栓も取り付け簡単、手動でさくっと栓をはめ込みました。袋の中のお味噌のようなものは「もろみ」の搾りカス。カスといっても栄養たっぷり、お野菜を漬けたり調味料代わりに大事に使わせていただきます。

ありがとうございました。


醤油絞り体験の後は、蔵の売店でお土産選びです!醤油・味噌・豆腐・漬物・スイーツ・お酒・水などなど。喫茶で食べた「とうふソフトクリーム」は豆腐の味がしっかりと濃厚でおいしかったです。蔵の方においしい食べ方も教えてもらいました!ヤマキの豆腐ソフトにヤマキの醤油を少~したらしていただく・・・甘さが引き立って、これもまた美味でした。


おっと、大事なランチの紹介!


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私の一番は、右下のおからまんじゅう。酒饅頭のような生地の中におからが入っています。生地がもっちりしていて好きでした。御用蔵敷地内の「紫水庵」のランチは要予約です。この時期は、庭の桜を見ながらお食事をいただけます。みなさんもぜひいかがでしょうか。



ステキな出会い、ステキな一日をありがとうございました。ヤマキの生醤油、お土産に小鉢やにも一本買って参りました。今日はランチのサービス新玉サラダのドレッシングとして貴重な醤油使わせていただきましたが、実は玄米に少しかけるだけでもとってもおいしい。(これは私たちのまかないご飯で流行りそうです)


ヤマキの醤油、味わってみたい方はぜひ・・・こっそりお声掛けください。