人生の大盛り | kobacabana 3.0

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音楽、食、酒、街、男と女・・・・
日々に感じる雑感を
懸命にまとめています。

奥地バダイには、大きな会社さんのオフィスなどが少なく、
 
ほとんどがマダム向け店舗がメインの商業圏である。
 
先ず銀行である。
 
平時、
 
早朝出て行ってくれて、夜はちゃんと帰ってくる。
 
私のように毎夜宴席というサラリーマンも少なくなく、
 
社内外に仲間の少ない、もしくは、下戸は、
 
18時半には帰宅してしまう。
 
巣のように布団に潜り、すっかり求めてくることも無くなり、
 
手離れのいいものである。
 
そして、ボーナスが入り、すぐに給料日。
 
ありがたく、ウザい存在なのが、家長というものだ。
 
 

チェーンの日高屋。大量生産の工業品だと思うだろうが、素晴らしいと思う。
アイディア、とスピードを常に希求している。
 
 
 
 
 
 
実はバダイの銀行店舗も移転したり、
 
スペースを縮小したり大きな変化を見せている。
 
そもそも取扱商品がカネとデータでしかないので、
 
どの銀行も業務はほぼ同じであり、
 
ネットでの取引が増えれば、店舗など要らなくなってくる。
 
(不要だと気づかないひとは、銀行が一番排除したい
客層である。個人、来店、の層を最も削りたいのが本音だ)
 
 
10年前、この作者が来日した際にセミナーを聴いた。
既に、この時点で北米の銀行店舗が激減すると予告していた。
 
 
 
 
奥地バダイより都内に近いガオ。各停駅だが、飲み仲間たちからの支持率高い商圏。
人気店でラーメンを食べてから出社した日の絵。
美味しい。が、ごく普通の醤油ラーメンが欲しいところだが、現実は、厳しい。
 
 
 
カフェ。大チェーンでないと生き抜いていけない。
 
スタバは復活し、髪を何度もたくし上げながらノートPC
のキーボードを打ちまくっているOLを見かける。
何度も髪をたくし上げるのなら、散髪に行った方がいいのでは?
と余計な助言をしたくなる。
 
バダイのスクランブル交差点の角にはウェンディーズがあった。
そして、上島珈琲も出店したが、コロナ以前に撤退を決めていた。
マダム層が好む店内でなかったことが、最大の敗因。
 
味よりムードと言っては怒られるが、店内に居て、みっともない、
と思われるか、そうでないか、が分岐点となる。
 
MUJIとスタバはOKだが、
ドトール、コロラドみたいのは、絶対に、ありえない、という価値観である。
 
 
 
大戸屋が撤退した。
 
そもそも二階戦略のチェーン。
 
家賃が割安で、しかも、食っているところを
近所に見られたくない、という心理を捉えて、のことである。
 
 
圏内に日体大の学生も多く住むので、
地方出身者にとっては、美味しい和食が食べられたはずだが、
近くの「やよい軒」に客足を持っていかれてしまった。
 
 
私が愛用していた100LAWSONも撤退だ。
 
真横にある国内最大のジムが長らく営業自粛していたことだけでなく、
近くの受験ロボット養成塾も閉塾となって、買い飯、買い足しなどの
需要が完全に止まった。
 
 
 
 
 
新橋の玉林。老舗だろうが、改善と努力が足りない気がする。
煮豚は日が経っているのか、ジューシーさが無い。モヤシがスープを薄めてしまっている。
 
 
 
 
 
 
 
家賃がもっと下がればいいのに、と思う。
 
それほどの価値ではないと思う。
 
客足も期待できないのに、奥地富裕層の財布を当て込んで出店する。
 
が、客層が、アクティブではない。
 
皆、バスに乗って、お迎えの車に乗って、商店街をスルーしてしまう。
 
私くらいだろうか、寄り道をたまにしては、
 
地元にわずかなお金を落とし、巣に寝に帰るサラリーマンは。。。。。
 
 
 
 
借金まみれの自分は地元でお金を落とし、
 
富裕層は蓄財に徹し、世間に出回らない。
 
怪しい相続や移動をする層も居れば、
 
移す資産そのものが無い層も、ここに、居る。
 
 
 
つくづく製造業で良かった。
 
利ザヤ薄く富めることが無くても、
 
心豊かにクリエイティブ、アグレッシブで居れば、
 
人生が最もファショナブルな-カタチ-となって、
 
残ることだろう。