ブリッジ(歌の見せどころの部分)で少々気負いすぎたガガの歌が生々しくて、いい。
この一年弱、
いろんなお客様とお会いし、テーブルを囲み、
盃を重ね、時に、嫌々、ゴルフを共にした。
つくづく、仕事は、その仕事の本質部分だけでなく、
飲食などを通じた、心通じ合える関係は重要だ、
と痛感している。
これまでは特定分野だけの取引先とだったが、
一挙にお付き合いする業界が広がり、見聞も得た。
皆、誰もが打算で動いているから、心の友、と勘違いはしない。
それでも心通じ合えるという意味はとても大きく、
相手のことを受け入れ、耳を貸そう、と一歩下がった真摯なスタンスを、
互いに見せられること、である。
そして、人間性に触れることで、敬意を持ちあえることもできる。
全ては、名刺交換から、始まる。
互いがひとりの人間、個人でありながら、
法人なり、法人格としての個人であったり、
完全なる個人、であったり様々だが、
先ずは、自分にどう利する価値を持っているのか、
を互いに見定めるわけである。
謙遜し合いながら、それでも、アピールもするのも初対面。
どこか、恋に似ていて、ここがとても重要な局面である。
そして何より、印象的でなくては、ならない。
話し上手という意味を間違ってはいけない。
徹子の部屋の徹子に徹することが肝要だ。
相手に気持ちよく話して頂くことで、
こちらは多くの情報を得ることが、できる。
そして、相手が面会終了間近になってそれに気づくと、
必ず面会の本来の目的、真意を表すことになる。
後出しジャンケンのように、さりげなく、
相手にその真意を出させたうえで、こちらの思惑で包んでいく。
これが、必勝法だ。
が、そうは問屋は卸さない。
相手もその世界で長く生きてきた腕利きである。
僕のような浅知恵に、そう簡単に引っかかってくれるわけには、いかない。
日々こうして学んでいる。
思惑や利害が一致しないから、時間が掛かるのである。
日々是好日、と思いたいが、娑婆ではそういうわけにもいかない。
が、毎日遊んで暮らせる日が来るまでは、
しばらく、人生修業だと思って、毎日をそれに賭けよう、と思ったのである。
アカデミー賞でのレディ・ジョアン・ガガのスピーチを聴いて、
そう決心。
煌びやかなエンターテインメント業界の、シナリオ尽くめのステージングに、
まんまと騙されて前向きになることは、
それはそれで、悪くないのではないか、と思っている。
共作者のマーク・ロンソンをご存知で?あれを制作したあの人物ですよ。
市内中華Sでほっと一息。明日の活力^^