BSB、デビューは満を持して…… | Backstreet Boys and Boys

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バックストリート・ボーイズの周辺から見つめる、欧米男性ボーカルグループ(ボーイバンド)の過去・あした

オリジナルメンバー5人に戻ったバックストリート・ボーイズ(BSB)は、2013年10月2・3日名古屋公演を皮切りに、全国6か所を巡るジャパンツアーを控えています。

そういえば。

彼らのデビューから待望の初来日公演までは、ちょっと年月がかかったと記憶しています。


デビューアルバム『Backstreet Boys』
は1996年の発売で、初来日公演は2001年秋のことでした。

デビューアルバムの大成功を受け、満を持しての来日公演だったのです。

そのデビューアルバムは、ヨーロッパ、オーストラリア、日本を含むアジア地区でリリースされました。アメリカ出身の彼らなのに、なぜ、当時アメリカでデビューアルバムが発売されなかったのでしょうか?

それはデビュー当初、本国アメリカではボーイバンドのムーブメントが下火になっていたこともあり、マーケットの反応が悪く、上手くいかなかったからです。

5人のがんばりで、ドイツで初めてのヒットを飛ばし、まずはヨーロッパのマーケットから攻めていくことにしました。


その方法が大当たり。

またたくまに、ヨーロッパのヒットチャートを席巻しました。そして、96年にデビューアルバム『Backstreet Boys』を発売。精力的にプロモーションとコンサートツアーを重ねていきます。
同時期に出ていたボーイズバンドのなかで最も抜きん出た存在として注目されていきました。


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そして1997年、やっと本国アメリカで正式デビューすることになります。


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USリリース盤。ジャケットはUK盤の2ndと似ていますが、
タイトルは「Backstreet Boys」になっています。
1stと2ndの美味しいところ取り、といった収録曲。
※アマゾンのリンク先は、98年発売のリイシュー盤です。



余談ですが、かのザ・ビートルズも、本国イギリスでのブレイク前にドイツで武者修行をしたという話しがありますね。
状況や時代は違えど、世界的なバンドになった両者のステップアップの時期に、『ドイツ』という共通のキーワードがあるのは不思議なものです。


各アルバムのレビューも書きたかったんだけど、長くなったのでまた別の機会に!