さて。
大地の芸術祭が終わってからも、ちょこちょこ作品を見に行ったりしてるわけでございます。
大地の芸術祭の作品は大きく分けると
・ 恒久的に残る作品
・ その時限りで撤去されてしまう作品
となりますが、今回はそのどちらにも属さない
・ 芸術祭開催期間中以外に製作、展示される作品
という、ちょっと珍しいパターン(?)の作品を。
場所は松代エリアの中心施設である農舞台。
何やらもさっとワラが。(  ̄  ̄)
ちょうど農舞台の入り口にあたる部分に、藁の門のような物が~~という事でその作品名も
なかなか秀逸。(  ̄▽ ̄)
確かに口を開けて(歯を見せて)笑ってるように見えます。
稲刈り後の藁を集めて作ったそうで、これだけでも相当量だと思うのですが、
他にもまだ藁を使った作品がありまして。
朝は逆光、昼はもっと逆光のこちら。(-=)
捕らわれた宇宙人。
よくある宇宙人ネタで、この構図は結構有名な物かと思います。
落し物(忘れ物)と思われるメガネが少々気になりましたが、
『捕らわれたあなたの写真を撮る事が~』との事なので
おチビ2号をいけにえに。(-=)
ですが、ちょっと背が足りず。( ̄_ ̄)
そして、作品名も作品の注意書きもかなりセンスがいいと思ったのがこちらで。
肝心の大仏様は
圧巻のひと言☆(  ̄◇ ̄)
大きさもそうですが、細かい所までよく作り込んであるなぁ~と。
お賽銭箱らしき物があったので、少々入れてまいりました。
これら『わらアート in 越後妻有』は、10/6~11/4までの展示。
撤去してしまうのはもったいない気もしますが、どのみち長くは持たないのでございましょう。
さてさて、ちょっと話それますが。
こちらの家を覚えてらっしゃいますでしょうか??
9月下旬頃の『蓬平いけばなの家』の記事で登場した家ですが、
2階の窓の作りの不自然さが少々話題?になった家でございます。
ここへ行った時は特に意識してなかったのですが、あとで言われてみると確かにおかしい。
いきなり窓(扉)があって、そこを開けるともう何もない。
一応ここは元民家。
という事は、昔人が住んでいたという事になるはずですが、この作りはあまりにも危険な気が~
~みたいなコメのやりとりがありまして、その後ワタクシも妙に気にかかってました。
そんな中、先日行った『脱皮する家』にも同じような作りをしてる窓がありました。
これは真相を確認しなければ~と、番をしていたおばサマに聞いてみました。
すると納得(?)の答えが返ってきました。
まず、作家さんが空き家を利用する際。
家と言っても、あくまでも目的は作品を見せるためであって住むためではない。
極端な話、家の強度は二の次で見た目を妨げるような柱や壁は撤去してしまう。
わかりづらいかもしれませんが、おそらくその不自然な2階の窓は
元はこのように、内側にもうひとつの扉(ふすま)が。
つまり、二重の扉になっていたのでは??
という話でございました。
一番外側の窓(扉?)のすぐ内側はバルコニーのようになっていて、
さらにそのバルコニーと部屋をつなぐ扉がそこにあったのではないかと。
で、作品を設置する際に、その内扉や柱などが邪魔で取っ払ってしまったのでは、と。
にしても、一番外に手すりでもないと危ない事には変わりないと思うのですが、
『それもそうだよねぇ~~(  ̄▽ ̄) ホホホホホ』
と、その話はそこで終わってしまいました。
まぁ、そんなこんなで、今回撮りためた大地の芸術祭関連の写真はこれで終わりでございます。
また何か芸術祭関連で、臨時的なイベントでもあった時にこちらの書庫で。m(_ _)m