情緒不安定かもしれません。ブログも日記のように、毎日書いてみようと思っていたのですがね…

以前、長野県内に静態保存されている、20台のデゴイチを説明しました。

そんな中で、今、時代が戻れるものならば、是非残しておきたかった1台のデゴイチを書きます。

D51-501号機です!1941年生まれの30年間の殆んどを長野県で働いたカマです!(一時、米原区に行きましたが…)

D51-501号機は昭和16年に、当時の国鉄鷹取工場で新製されました。鷹取工場の29番目の製造機でした。

何故、自分が残したかったと言いますと、完璧な長野県山岳仕様だったからです!まあ、引退間際は中津川仕様でしたが…

県内はかなりの上がりこう配、下りこう配があり、長いトンネルも多くありました。

まず、ボイラー上のドーム後ろにB型重油タンクを取り付けます。

当時の国鉄長野工場はそれはもう凄かったみたいです!デゴイチ自体も製造しながら、デゴイチの点検整備、解体修理全検など、戦前戦後の日本の急成長を象徴するかのように、繁栄していたそうです。

その長野工場で長野工場式集煙装置と長野工場式デフを取り付けました!

これに冬場仕様のスノープロウを付けますと、当時の長野県山岳仕様になります!

便利な世の中ですので、画像検索をD51-501にして頂ければ検索できると思います。

長野工場式デフに改造された機を説明しますと、

D51-62、95、109,135,197,281,324,396,405,473,501,708,735,824、862号機の計15台です。

この内、95,405,735,824,862号機は、今も保存展示されています。

ですから、D51-824号機は、常に会いに行けるんです!824号機も保存当初はテンダーに重油タンク、集煙装置も付けてありましたが、今はテンダーに屋根が付き、集煙装置も外され、機の手前に展示されています!(でも、凄く綺麗で、今にも現役復帰できそうです)

長野県内に20台も展示されていますが、宮田村にないのが残念です…(まあ、飯田線にデゴイチは走っていませんでしたからね)

だからこそ、よけいにD51-501号機に強い憧れがあるんでしょうね!タイミングもありますが、1971年の2月に自分が生まれて、D51-501号機は6月に生涯を終えました…

誕生だって、昭和16年です、単純に自分の親父が12年、お袋が19年ですからね。

今年で言えば、生誕74歳ですね。

もう、デゴイチなどの蒸気機関車が現役で働く事はありません…ですが、長野県にも、1台でいいので、デゴイチが復活し、長野県の活性化、地域おこしができたらいいなって思います!

中央東線、篠ノ井線には、D51-498号機がたまに来てくれますが、最後の聖地中央西線には、来る事がないです。

ですが、便利な世の中、画像や、映像で他のデゴイチ兄弟が見る事ができます!

でも、一度でいいので、中央西線をデゴイチが走る勇姿を見たいものです!
(過去の勇姿をお借りしました)