ペンネーム小葉陽九朗忠威と
ハンドルネームBobbyに分けた。
最近付き合い始めたバイク仲間には
そのハンドルネームを
愛称として貰うことにした。



高校生の頃に片岡義男さんの小説を
夢中になって読んだが
その中に「ボビーに首ったけ」という
短編小説がある。
主人公は野村明彦で高校2年生
理由はわからないが
みんなからボビーと呼ばれている。
青いYAMAHAのRD250に乗るサーファーだ。
当時の僕とダブる部分が少なからずあり
言ってみれば
僕にとっての少年の象徴なんである。

還暦で赤いちゃんちゃんこ着るのは
気持ちを若く保つ意味と記憶している。
その意味では赤いちゃんちゃんこ着るのは
一つの形にしたものと捉えられる。
裏を返せば精神的には
形にとらわれる必要などない
ということだ。
僕はその形を少年の象徴ボビーという
愛称という形の無いものにしたということ…

何人かがそう呼び始めてくれたことは
最高の誕生日プレゼントになった。