昔(遠~い昔)、読んだ本の文章で、いまだに忘れられないものがあります。

「壁というものは、中のものを外から守る役割と、外のものを中から守る役割とがある」

女子中高生用のファンタジーなので、設定は空想の世界です。


荒れた外の世界では人間が生きられないので壁で守ってもらっている、と思って読み進めていきましたが、実は外の自然をこれ以上人間に荒らされないようにし、自然が自然の力で自浄されていく時間を確保していた、という話でした。


車で街を走っていると、いろいろな「壁」が目に入ります。

白色、黒色、薄い茶色、濃い茶色、赤色、黄色、レンガ、漆喰壁、石壁、コンクリートブロック壁、城壁、ベルリンの壁(?)、などなど…。
(壁に見とれていると交通事故を起こしそうで危ないので、しっかり見たい場合は停車してからにしましょう。)

この壁はどんな役割をしているのかな、という目で見ても、ナカナカ面白いかもしれません。


よい夏をお過ごしください。

雑談でした。