長野県北杜市白州にある、サントリー白州蒸留所に見学行ってきました(*^ー^)ノ
この蒸留所は、1973年(約40年前)に、山崎蒸留所に続く、サントリー第二の蒸留所として開設されました。
同じ敷地内に「南アルプスの天然水」の工場もあり、水の豊かな土地です
まずは製造工程の勉強φ(.. )
ピート
ピートは麦芽の乾燥に使う泥炭です。
薫製の要領で、麦芽にスモーキーフレーバーを付与します(^~^)
糖化タンク
発酵タンクは木樽でした\(゜□゜)/
蒸留所に棲みつく乳酸菌の力も借り、風味を出すのだそうです。
蒸留酒(ウイスキー)にも生酛造りの考えがあるんですね!
※ウイスキーの発酵期間は3日です
発酵タンクは小さく見えますが、写真は2階なので、床までは6mあります。
大きさや形状が異なるポットスチル(左が初溜、右が再溜)
簡単ですが、ポットスチルの形の違いの例です(^~^)
・ストレートな形
→ 色々な成分が混じり、ヘビーなウイスキー
・くびれのあるランタン型
→ 重い成分が下に残るので、ライトなウイスキー
上部のスワンネックの形でも、
・角度が下向き
→ 重い成分も蒸留され、ヘビーなウイスキー
・角度が上向き
→ 重い成分が蒸留されず、ライトなウイスキー
という違いがあるそうですヽ(゚◇゚ )ノ
海外は、蒸留所間でウイスキーを売り買いしブレンドできるそうですが、日本は蒸留所が少なく売り買いができないので、1カ所で色々なタイプを蒸留するためだそうですφ(.. )
樽の原料になるオーク(楢)
貯蔵庫
小さい樽のほうが熟成が早く進みます。
熟成にもピークがあり、見極めが重要なんだそうです。
天使の分け前(Angels' share)
左が4年、右が12年経過した樽の中身で、12年は1/4ほど減っています。
「天使に分け前を与えるから、美味しいウイスキーが手に入る」ということで、減った分のことを「天使の分け前」と呼ぶのだそうですヽ(*'0'*)ツ
試飲は4種類ヽ(*´∀`)ノ
①、②はブレンド前の原酒 ③がブレンド後の白州で、④が白州ハイボールです
ウイスキーに含まれる香り
①ホワイトオーク樽原酒の香りの表現
②ライトリーピーテッド原酒の香りの表現
①、②以外の原酒もブレンドし、③白州ウイスキーが完成します。
原酒はそれぞれ特徴がありますが、線が細くシンプルでした。
「ブレンドによって複雑な香り、味わいを造っている」のだと勉強になりました。
④美味しい白州ハイボールの作り方
完成です!
現地だからなのか、美味しい作り方をしたからなのか、今までで一番美味しい白州ハイボールでした(*゚ー゚*)
見学の後は、ウイスキー博物館を見学できます
プレミアムモルツに続いてのサントリーの工場見学ですが、毎回満足度が高く、力を入れていることが伝わりましたヽ(*'0'*)ツ
おまけ1
蒸留所から駅までは約5km、徒歩1時間の距離でしたので、歩いて帰ろうと思ったのですが、まさかの山道そして、日没間近、街灯は無し。。
泣きそうになっていたところ、一緒に見学をまわった外国人のカップルに、タクシーから呼び止められ救助して頂きました(^▽^;)
ただタクシー内では「さんきゅー」以外の言葉を発せられず、、、英語を勉強しようと思いました(ノ_-。)
おまけ2
夜は山梨の「ほうとう」を頂きましたo(^▽^)o
秋にブログを始め約4か月、お読み頂きありがとうございましたm(_ _ )m
ブログはまだ11月のことを書いていますが、、、
来年もどうぞよろしくお願いします(*^ー^)ノ
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