【長野県】 マルスウイスキー:信州マルス蒸留所 | 酒屋修行の日々

酒屋修行の日々

2016年夏に11年半 勤めた会社を退職し、実家の酒屋を継ぐことにしました。
見たり聞いたりやってみたりと、修行をしたいと思っていますので、その内容を記録したいと思いますヾ(^ー^)♪
→(追記)働き始めましたが、ブログは続けていますm(_ _)m

長野県の中央アルプス駒ヶ岳の山麓にある、信州マルス蒸留所に見学行ってきました(*^ー^)ノ

 

標高798m、水と緑が豊かな土地にあり、駒ヶ根駅からタクシーで10分くらいです。

 

 

この蒸留所は、「日本の風土を生かした本物のウイスキーを造りたい」という理念の元、昭和60年(1985年)に建てらたそうです。

その後、需要低迷により平成4年(1992年)に操業を停止。

平成23年(2011年)に再開という歴史を経て、現在に至りますヽ(*'0'*)ツ

 

 

地図を見ながら工場内をまわれます。

工場は1日に1トンの麦を使用し、600ℓの原酒を製造できる規模だそうです(^∇^)

 

 

ウイスキーの原料になる二条大麦(左)を、発芽・乾燥させ麦芽(右)にします。

イギリスから輸入するんだだそうです(・∀・)/

 

 

麦芽を砕き、70度の温水と混ぜると、麦芽の酵素で糖化(でんぷんが糖に変わる)され、甘い麦ジュースができます(σ・∀・)σ

液体を抽出された後の麦芽は飼料として使われます。

 

糖化タンク

 

 

麦ジュースに酵母を加えると、発酵(糖がアルコールに変わる)が始まります。

使う酵母は違いますが、ビールとほぼ同じ液体ができます(´∀`)

 

発酵タンク

 

発酵してできた液体を2回蒸留して、ウイスキーにします。

ちょうど蒸留しているところを見学できました(*^▽^*)

 

こんな仕組みになっています。

 

 

蒸留直後のウィスキーは無色透明の液体です。

それを樽に入れて何年も熟成させることで、樽から色素が出てきて、色が付きます(^∇^)

 

樽貯蔵庫は、温度:10℃、湿度:82%でした。

 

分解された樽が展示してありました。

焼かれて焦げているので真っ黒です(ノ゚ο゚)ノ

 

同じ敷地には南信州ビールの醸造所もあり、

ガラス越しに見学することができます。

 

見学の後は試飲ですキラキラ

このために、車ではなく電車で数時間かけて行きましたヘ(゚∀゚*)ノ

 

ネットで事前に予約していたので、150円の有料試飲も1杯無料で頂きましたo(^▽^)o

 

まずは南信州ビールのゴールデンエール。

キレイな香りで、すっきりした飲み口でした(ノ´▽`)ノ

 

続いてアンバーエール。

口当たりはゴールデンエールと似ていますが、苦みとコクがあります。

 

続いてウイスキー。

こちらの水割りは無料で試飲できます(^ε^)♪

 

有料試飲は、

 

こちらの2本を選びました。

岩井トラディション (ブレンデッドウイスキー)

駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州 -小彼岸桜-

 (シングルモルトウイスキー)

初めて体験するスパイシーなピート香※に魅了されました(*゚ー゚*)

 

※ピート香は、麦芽の加工時の薫製乾燥で生まれる香りです。

 

ウイスキーはあまり飲んだこともなかったのですが、もっと知りたくなりましたヽ(*´∀`)ノ

 

 

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