参院各党実務者による「選挙制度協議会」の初会合がこのほど国会内で開かれ出席。(写真・上)「1票の格差」是正のため、来年の通常国会での公職選挙法改正をめざし、議論を進めることで一致した。同席した平田健二参院議長は、最高裁でも昨年7月の参院選が憲法違反かどうかが争われた17件もの訴訟の上告審が大法廷で審理されるようになっていることを踏まえて「院としても早急な検討、公選法の改正が必要である」と要請した。今後の議論のあり方について「格差を2倍以内に抑えようとした(ブロック大選挙区制の)西岡前議長案をベースに進めるべき」と主張した。
 また、災害時多目的船(病院船)の建造を推進している超党派の議員連盟の一人として、このほど平野達男復興担当大臣に対し、船の調査費が第3次補正予算に計上された御礼を述べるとともに調査検討会に民間の知恵を生かすよう要請し、実現へ向けての強力な取り組みを求めた。(写真・下)
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