参院法務委員会は26日開き、児童虐待防止のため親権の停止制度創設する民法の一部改正案について質疑を行った。制度創設を受けて児童虐待をさらに防止するためには児童相談所等の充実強化が必要と強調。厚生労働省も児童相談所員の増員や専門性強化に取り組むと答弁。親権制度について今日の家族を取り巻く状況等を含めさらに検討をするよう求めたところ、江田五月法相は「共同親権などについても今後さらに研究していく」と答えた。民法の一部改正案は27日の参院本会議で可決、成立した。
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