与党水俣病問題対策プロジェクトチームがこのほど、約半年ぶりに開かれた。与党が昨年10月に救済案をまとめたが、原因企業のチッソが受け入れに難色を示し、全面解決へ足踏み状況が続いている。この間に熊本県に新たに蒲島郁夫知事が誕生。この日の会合では、与党がまとめた救済案を軸に環境省、熊本県、そして与党が一致して、早期の全面解決へ努力することを確認した。また、チッソに対しては環境大臣が直接、働きかけるなど解決、合意を求める一方、応じない場合は、何らかの対応を検討する必要性も指摘した。
 また、24日は外務省の招きで日本を訪れたブラジルの若手日系リーダー25名と意見交換。原点の国から何でも学ぼうという心と伸び行く国のエネルギーを感じた。24日は在日韓国人の皆さんと法務省に法務大臣を訪れ、再入国許可制度や入国審査の改善を求めて要望を行った。