公明党のチリ地震津波災害対策本部は2日、国会内で開き、津波報告の状況や今後の対策について関係省庁よりヒアリングを行った。今回、青森県など3県に高さ3メートルを予想する大津波警報などが出されたが、実際は最大でも1.2メートルだった。人的被害はなく、静岡県下田市で床下浸水8棟などの被害があり、魚貝類の養殖施設に多くの被害が出た可能性があり、調査中。大津波警報の出た地域では避難指示が出されたが、現実に避難所に避難した住民は対象者のわずか5.8%しなかった。今後、予想の精度をどう上げるか、避難指示の出し方、対応などについて調査、検討していくという。
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