「平等」とは。 | 彦根の行政書士 こばやしみはる〜成年後見・相続・行政手続〜

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こんにちは。彦根のサザエさん
行政書士 こばやしみはる
 です。

いつもありがとうございますキラキラ今日も愉快に参りましょうクローバー

 

 

「平等」とは。

先ほど、facebookで、
   
「オンライン授業はできます」 広島県教育長に聞いた、“3種の神器”のそろえ方
県内すべての児童・生徒のクラウドアカウントを確保した広島県。
どうやって学校のオンライン化を実現させたのか、平川理恵・県教育長に聞いた。
 
という記事をシェアしたんですね。
そして、それを読みながら思ったこと。
 
 

憲法14条を学んでいた時、

ちょうど、「平等」について、

深く考えさせられることが、

息子と学校の間で起きていて。

 

長くなりそうだったので、
ブログに綴ることにしましたクローバー
よかったら、お付き合いください。
 

 

 

 

ちなみに、憲法14条って、これクローバー

『すべて国民は、

法の下に平等であって、

人種、信条、性別、

社会的身分又は門地により、

政治的、経済的又は

社会的関係において、

差別されない。』

 

いいこと言うね!憲法!(どこから目線っ!)

 

 

というわけで。

この「平等」っていうのが、

『形式的平等』なのか『実質的平等』なのか。

っていうのがあって。

 

 

『形式的平等』は、

機会の平等って意味合いがあってー。

たとえば、めっちゃ金持ちもそうじゃない人も、

全員一律に10万円納税して~~~。

ってことで。

 

年収が1億の人からしたら、10万って、

たいしたことないかもだけど、

 

年収が100万の人からしたら

10万は死活問題だよね。

 

 

一方で、『実質的平等』は、

個々人の違いを前提として、

その違いを加味した平等ね~ってことで。

 

年収が1億の人は3000万円払ってね。

年収が100万の人は5000円払ってね。

 

って感じで。1億グループの人は全員3000万円だし。

年収100万円グループの人は全員5000円だし。

そのグループの中では、平等だよ。ってことで。

 

 

これ、学校教育に置き換えると・・・

例えば、運動会の50m走で・・・

 

『形式的平等』は、みんな同時に「よーいドン!」

『実質的平等』は、事前にタイムを計って、

8秒台グループ・9秒台グループ・10秒台グループって分けて「よーいドン!」

 

ってイメージです。

 

 

そんでね。

数年前、

息子が学校で困ったことを起こしまくっていたとき。

 

まだ、支援級に在籍する前で。

普通級にいて。

「発達障がい」ということは診断されていて。

 

専門の医師から「息子君に必要だ」と

言われていた支援を学校にお願いしたのですが、

 

「息子君にとって、〇〇な対応をした方がいいのは分かっているんですけど、他の子と平等にならないので。」

と、断られたことがありました。

 

※あ、これ、先生批判じゃないですよ。その後、色々とご尽力くださり、息子に必要な支援がいきわたるように、学校の体制を変えてくださった恩人ですラブラブ

 

現在、支援級は在籍していて、「合理的配慮」のもと、個別具体的に手厚い支援をしてくださってます。

 

この例を見ると、

「支援級というグループにいるので、その中で、手厚い支援を受けられる」という『実質的平等』の意味は果たしているのかもしれない。

 

ただね。

私は、この『実質的平等』を、

「支援級」というくくりなしに、

全児童にあってほしいなと思うんです。

 

 

「みんな一緒」じゃなくて。

「画一的な教育」じゃなくて。

 

それぞれの子にあった対処をすることが、

「全員が安心して学べる

居場所・環境」

という「平等」であってほしいと思うんです。

 

 

これには、先生方や教育委員会の意識。

はたまた文部科学省の方針・・・ってことなのかもしれないけど。

 

この「全員が安心して学べる居場所・環境」

という意味での「平等」を

邪魔してしまうことの一つに、

保護者の感情というのが大きいと思うんです。

 

 

今、うちの息子は、支援級に在籍しているから、

「あぁ、支援級の子だし、仕方ないね。」

と思ってくれているかもしれない。

 

 

同じような支援を、

通常級(普通級)で受けていたら、

「なんで、〇〇君だけ、特別対応なの!?」

と批判を受けるかもしれない。

 

 

合理的でない差別ひいきは、

あってほしくないと思う。

それは、一保護者として、私もそう思う。

 

 

だた、合理的な区別・合理的な対応に関しては、

「平等じゃない!」「公平じゃない!」

と目くじらを立てずに、

見守る姿勢の保護者でありたいと思う。

 

 

保護者が、そういう想いでいれば、

先生方は、きっと、

『実質的平等』な教育をやりやすくなると思うし。

 

 

保護者がそういう感覚でいれば、

こどもたちも

「〇〇くん(ちゃん)だけ、ずる~~~~~い!」

って、発想にはならないんじゃないかな?

って思う。

 

 

 

みんなちがって、

みんないい。

 

 

 

これを、本当に実現するには、

その辺が、大事かな?と思ったのであります。

 

 

長く&熱くなってしまいましたが、読んでいただき、ありがとうございました照れ音譜

 

彦根の行政書士 こばやし みはる

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