こんばんわ。今日のニャンコです。↓
暑いですね。
週末のドル円最終値は135円。
ペロシ訪台時に131円だったこと考えるとたった4円、されど4円という感じです。
8月5日にアメリカの非農業部門の雇用統計が結果良好だったことを受けてドル円が2円ほど上昇しました。
前月と比べて52万8000人増加。失業率は3.5%でした。
アメリカはPCE(米個人消費支出)と雇用統計を見て今後の政策金利を決める方針なので、今まで考えていた以上に利上げするだろうという投資家さんの予想によりドル高円安になりました。
雇用統計は25万人程度の増加が市場に予想されていたのですが、それを大幅に超えました。
平均時給は前年同月と比べて5.2%の増加。
賃金=人件費の上昇はインフレ要因です。最終的な商品の価格に反映されるので。
一度上げた賃金は容易に下げられないので、賃金上がる→物価が上がる→賃金上がる→(以下くり返し)と物価上昇が想定以上のスピードで進んでしまう賃金・物価スパイラルのリスクがあるんですね。
日本はなかなか賃金が上がらなくて、それが景気の良い外国と差がついてしまう要因なんですが。
時給が上がるというのは、それだけ人材不足ということ。
なので、中央銀行は政策金利を上げて、景気を減速・需要を下げて、これ以上物価が上がらないようにインフレ対策をするのです。
最近読んだ本を紹介します。
以前から経済分析の記事を見て、トマ・ピケティの「21世紀の資本」が話題によく上がってました。
経済分析のベストセラーらしくて。
なので読んでみました。
さっぱりわからなかった…_:(´ཀ`」 ∠):
400ページぐらいあって、難しい数式もあって、全然理解できなかった…
経済学の本は難しい数式とか出てきたりするんですよー
一応最後のページまでは読み進んだけど、文字を目で追ってるだけで書かれていることはほぼ理解できなくて、ベストセラーの日本語訳版を最後まで目を通したという達成感だけ残りました。
その後、久しぶりに図書館行った時に「21世紀の資本」の解説本があったので、借りてきました。
おおお、わかる!!読める、読めるぞ…!!
あの複雑な400ページの文字の羅列はこういうことを書いてあったのね…
ピケティの「21世紀の資本」は幅広い地域・期間のデータをもとに経済分析をされている本です。
数字とかデータを元にした科学的分析っていいですね。統計学とかあまり高度な科学的分析は私には少し理解不能なんですが(汗
私には難しくて要約できないんですが、ピケティが「21世紀の資本」で言いたかったことは
r>g r=資本収益率 g=GDP成長率
ということですね。
資本収益率やGDP成長率の定義まで書いていたらドンドン長くなりそうだし、私にはうまくまとめる自信がないので割愛します。
「経済のことはよくわからないと言って済ましてしまうのは安易すぎる。他人任せにしてはいけない」
↑『図解ピケティ入門』より引用
私が経済について勉強するようになったきっかけも、まあそんな感じかも。
毎日仕事に行って、ただ漠然と過ごしていたけれど、もう少し経済や社会の仕組みを知りたいと思ったので。
経済について調べてたら、税制のことや政策のことにまでつながって、外国との経済関係、それまでの歴史や地政学にまで興味が広がった感じです。
Google翻訳先生は本当に便利です。iPadも。英語の文章も訳してくれるので。
今週末は、先日発表された欧州とオーストラリアの金融政策リリースを読破したいと思います!!(あくまで目標です
それではまた。