トシ取ったなぁ…ってなオハナシです。


ワタクシ自動車の免許を取って初めて買ったクルマがR32スカイラインの4ドアでターボ無しのマニュアルっていう、今にして思えば不思議な機体でした。


やっぱり爆発的な速さってのは無いんですけどね。


入手した時点でもう16万7千キロ走ってましたし、多くを期待するモノではございませんでした。


直列6気筒2000ccのNAで、上品に吹け上がるエンジンが魅力的でしたね。


ただ、ミッションはカチっカチっと決まるでもなく、ヌルんとした感触でした。


此奴が平成元年、つまり1989年式のお車でした。


昨日の「まほろば」入線のお話の中で、我々にとって昨日のことのように感じるJR初期の車両ってのが、もはやネオクラシックに分類される年数を過ごしている事に触れました。


革命的なスタイリッシュさを誇ったJR西日本の221系が登場したのが平成元年でして、もう36年前の出来事です。


個人的に(デザインが)傑作だと思っている207系も、量産先行車が登場したのが1991年。

オレンジ一色の片町線に颯爽と現れたステンレスの車体は衝撃以外の何物でもございませんでした。


コレが34年前。


ドヤ顔で東海道を闊歩している223系も、関空快速向けに登場した丸目の0番台が生まれたのが1994年ですから31年前です。



現在二十歳の子が生まれたのが2005年でして、そこからさらに11年遡れば223系の登場ですよね。


では、我々1976年生まれの人間から11年引くと、1965年です。


1965年生まれの鉄道車両といえば、我らがEF65やED76の0番台にラッセル車として有名なDD53辺りが該当します。


上の考え方で行けば、221系に至っては16年遡って1960年となりますので、EF30やEF60、阪急だと名車と呼ばれる2000/2300系が生まれた年です。


つまり、現在二十歳の子たちは現在も活躍する鉄道車両群を、こんな感じで見ていると云うことです。


あんなに新鮮だったのに‼︎


皆さん、若い子と話す時は少し気をつけましょうね。

年代が違えば見え方も全く違って当たり前ですので。


ただ、自分自身の趣味嗜好を変える気はサラサラございませんけどね〜♪



Swallowtail