昨日の記事ですね。

ちょっとセンチメンタルになっちゃったと思うのですが…。


昨日のおさらいをすると、自分自身の子供の頃って車両は1両ずつ買うもので、セットものは何かの節目に大人の人に買ってもらうものだったわけです。


で、そんな構図は今は変わったのかと云うと、そんなことは無かろうと思います。


以前、某模型店にて。


母親と相談しながら自分の財布の中身を考えつつ貨車を2両買っていく小学生ぐらいの男の子を見かけたことがあります。


近年はバラの鉄道模型となると、機関車と貨車とたまに気動車ってな感じかな?


Assy一両組みとかお店がセットものをバラしてくれたりってのはありますが、今の子供達に馴染み深い車両ってのは、実はセットものばっかりちゃうのん?と。


以前、昔はカタログに載っているものはいつ模型屋さんに行っても買えたってなハナシをした記憶がございます。


全てのアイテムをいつでも買えるようにってのは厳しい時代だと思うのですが、どのアイテムがキッズ層に人気なのか?ってのは把握出来ると思うんですよね。


要は、時間をかけて自分なりの編成を揃えてゆく楽しさを今のキッズたちにも味わってほしくて、そんな体験がワタクシのような、オッサンになってから帰ってくる人ってのに繋がるんちゃうの?と感じております。


もちろん、我々“汚れきった大人”も同時に存在していて良いと思います。


貸しレにて、貨物大好きキッズの目の前でコキの22連を走らせると云うシチュエーションに出くわしたことがあるのですが、その子のキラッキラした顔が未だに忘れられません。


「おっちゃんは君の持ってるコキ200が羨ましくてたまらんけどね〜」


などと申しておりましたが、そんなやり取りをしながら


「大人になったらこんなん走らせたるねん」


と感じてくれたらエエかなぁ…と思っております。


結果として模型は卒業してしまって、ただひたすら立派な大人に育ってくれたらなおよろしいんですが(笑)



Swallowtail