昨日のEF55の回なんですけどね。

先日のEF81の回でやられちゃってますのである程度は覚悟していたのですが、まさか飛行船からスタートしてシーネンツェッペリンまで遡るとは思いもよらず。


海外からもたらされた流線形ブームの流れを受けて流線形の車両を作れと無茶振りをされる島秀雄氏の心中たるや…はサッとスルーしてサッサとC53-43号機が改造されます。


C55の流線形タイプが量産された所に言及したのちEF55の設計のハナシへと移りますが、模範としたペンシルバニア鉄道のGG-1と同じく両サイドを流線形とするのか、空力を優先して片方だけを流線形とするのかで議論があった点も紹介されてましたね。

せっかく完成に漕ぎ着けたEF55ですが、残念ながら流線形ブームが落ち着いてしまい、わずか3両だけの生産で終了してしまいました。

その後の運命は皆様ご存知の通りかと思いますが、詳しくはこちらをご覧いただいた方が分かりやすそうです。

先日のハチイチの回ほど“やられた‼︎”と云う感覚はございません。


それにしても、何でもかんでも流線形にしちゃう大らかな時代が100年近く前にあったんですよね〜。


100年ぐらい後に私たちの時代を紹介されるとしたら、どんな風に語られるんでしょうね。


Swallowtail