以前、日生中央に届いたら一区切りなんて書いたと思うのですが、よくよく考えてみると始発の駅もやってないし本線もまだまだ残ってますし…ねぇ。


第二回“近畿の駅100選”に選出された能勢電鉄・日生線の終着駅である日生中央駅です。


普通に生きているとなかなか遭遇することの無い、ホントに誰も居ないバス・タクシーのロータリーです。


ここのロータリーは一般車の侵入が禁止となっております。


と、云うわけで、“日生中央駅”でございます。


こちらはサピエ側の広場。

昼間はまぁまぁ賑やかだったりしますが。流石に真夜中ですからね。


ポツンと残った電話ボックス。

若い頃に読んだ安部公房の小説に、まだ家が建っていない新興住宅地にある電話ボックスの描写があったと思うんです。(「箱男」やったかな?)


あれ以来、真夜中の電話ボックスってなかなかの恐怖スポットなんですよね…。


改札口から伏見台方面に伸びる歩道橋が奥に伸びております。

異世界転生でもしそうな雰囲気です。


元々巨大な“日生ニュータウン”の玄関口として重要な役割を担って来た日生中央駅。

現在の能勢電は9割以上の列車が日生中央←→川西能勢口直通となって日生線中心のダイヤに変更されており、よりこの駅の存在感が増してゆきますね。

Swallowtail