以前にも何度かネタにしたお話なんですけどね。
先月から6年前に引き継いだ鉄道模型車両を引っ張り出して来まして走らせてみたりしておりました。
取引先の社長夫人から依頼されていただいて来たんですが、考えてみればよくぞ全ての車両をちゃんと走る姿に持って行けたよな〜と。
それぐらいバランバランに保管されておりまして、特によく走らせていたであろうものに関してはなかなかの状態でした。
片付けてみると、部品も揃っていた方なんですけどね。
基本的に付属品の取り付けすら行われておりませんでしたので、ある意味中古買取店では評価の高い部類に入るのかもしれません。
ただ、手をかけていないから愛着も無くぞんざいに扱っていた感じでは無く、かなり不自由なお身体で精一杯楽しもうとなさっていたことは窺えました。
同好の皆様であればご理解いただけると思うのですが、この趣味を続けているとどうしてもアイテムが増えてゆく傾向にございます。
車両に限らず線路やストラクチュア、工具や部品といったものまで、キャリアが長ければ長いほど自分の持ち物を全て把握できている人は少なくなるんではないでしょうか?
それらを全てリストにして管理できている方となると、本当に少なくなろうかと思います。
ただ、この辺をちゃんと管理しといた方がええかな?とも思っています。
なぜならば、我々が扱っている鉄道模型って、将来どのタイミングで訳のわからないプレミアが付いたりするか想像がつかないからです。
こちらにそんな一例を貼り付けておきます。
まぁプレミアが付いたからどうしたこうしたってなハナシはしませんが、自分自身があちらに行っても模型たちは残される訳でして、他に財産が無くても模型の行く末だけは決めておくべきだと考えます。
事前に仲間や親族に分けてしまうのか、或いは行き先を決めておくのか、もしくは現金化して構わないと一筆書いておくのか。
ネットが普及して他人様の所有事情ってのが可視化しやすくなった分、とんでもない量のコレクションを所有なさる方ってのが意外といらっしゃることが明らかになって来ました。
(自分自身を含めて)膨大なコレクションを、せめてどのように扱って欲しいかだけでも信用できる人に相談しておくべきでしょう。
鉄道模型の場合、特にこだわりや思い入れが乗っかりやすいアイテムになろうかと思います。
オーナーが鬼籍に入ったのちも誰かに大切にされて誰かの喜びに寄与できるように扱われて然るべきであると思うのですが、皆さんいかがでしょうか?
