二月の末頃?別の本を探している最中に見つけた一冊でして、タイトルだけでほぼ即決した本です。
河出書房新社刊・新田浩之著
“関西の私鉄沿線格差”
まず本に巻いてある帯に“富裕層が集まる路線はここ!”とか“乗降客が激減した路線はここ‼︎”と堂々と書いてあります。
何よりも“格差”と云うかなり強めの言葉をタイトルに入れ込んだ覚悟のようなモノを感じまして、読んでみることにしました。
しかしながらう〜んどうなんやろ?
思ったより踏み込み方がマイルドですし、まず読みづらい….。
ナンデカナ?と考えてみたところ、関西の私鉄各社をごちゃっと混ぜて語ってるんですね。
ご存知の方はご存知の通り、関西の私鉄ってそこまで相互乗り入れが活発では無いので、会社ごとに区切って語る方が理解しやすいと思います。
その上で、5社の間に順位を付けたいならそうすれば良いし、個人的にはこの路線のこのエリアがこれからは変化して行くとか要注目とかそう云う感じで書けば、著者の主張もボヤけないんとちゃうかな?と感じてしまうわけです。
そんなワケで、明日もこの本に絡めたお話をしましょう。
