自分語りが嫌われるインターネット界隈www
遡ること2000年代。
阪神タイガースが久しぶりに強さを取り戻し、ブロードバンドが当たり前になり、CDのセールスが一気に落ち込んでいった21世紀の幕開けの頃。
ワタクシその大部分を京阪沿線在住者として暮らしておりました。
(※イメージ画像)
元々が北河内の人間ですからそこまで違和感なく溶け込めたと思うんですが、国鉄〜JR沿線から私鉄の沿線に移住して最初に実感したのは標準軌の心地よさ、そして京阪電鉄スタッフさんのホスピタリティの高さでした。
とにかく駅員さんも乗務員さんも皆さん親切で、客扱いで嫌な目にあったことは無かったと思います。
そんな京阪電鉄のユーザーだった頃、ワタクシは非鉄期間のど真ん中でして、写真を撮りまくったりとかそういう鉄道趣味的な事はやらなかったんですが、塗装こそ統一感があるものの個性豊かな車両の数々に、心の奥底に秘めたものが沸々と湧き上がったものでした。
京阪に乗り始めた頃、大阪の梅田で夜勤の仕事をしておりまして、夕刻淀屋橋まで出て御堂筋線で一駅進み出勤し、帰りは逆の経路で朝日を浴びながら帰宅する毎日を送っておりました。
最寄駅的に特急が使える所でしたので、行きも帰りも枚方市で特急に乗ってたんですが、特に帰りは枚方市行きの特急がありましたのでよく利用していました。
通常はアノ赤い8000系でダブルデッカーの下段の補助椅子に座るのが定番だったんですが、稀に乗る枚方市行きは9000系がほとんど。
始発駅の特権としてクロスシートに陣取り、通勤通学客を横目で見ながら「行ってらっしゃい♪」と心の中で呟いておりました。
そんな9000系が完成品として発売されると聞いて大いに心を動かされました。
グリ完と聞いて一瞬揺れたんですが、何かのご縁であろうと思い切って予約しちゃいました。
紹介ページを閲覧した感想は、
「思ったより手がかかりそう」
カプラーどうしよう?とか貫通ホロは手持ちのKATOのんでいけるかな?とか現物を見ないと判断できない事はございますが、それを差し引いても今から発売が楽しみな一本であることには違いがございません。
上手くセットアップ出来るようにアタマを使う楽しみがまた、模型の良さですね。
