昨日に引き続きホビセンフェスのお話です。
287系“こうのとり”と並んで気になっていたのがスロットレスモーターの件です。
“スロットレスモーターの特性と機能補助部品のご案内(2,022/12/21更新)”
年末に突然発表された、いわゆる“スロットレスモーター搭載車両による、ある条件下での誤作動問題”についての見解なんですが、この中で対策商品の発売もアナウンスされておりました。
自分がネットでチラホラ見かけていたのは主に以下の2つです。
〈TOMIX製ポイントレールの不正転轍〉
何年か前にスィッチを操作しても切り替わらない“転轍不良”が話題になっていたTOMIXのポイントレールが、今度はスロットレスモーターを搭載したKATO車がその上を走ると頼んでもないのに転轍しちゃう、前回とは別の“転轍不良”を起こすとして、またも話題となっておりました。
〈他の動力車が隣に来るとくっ付いてしまう事案の発生〉
複線区間の走行中や、隣同士で複数の列車を留置している時に、スロットレスモーター搭載車両に他の動力車が引っ付いてしまう模様をアップなさっている方がいらっしゃいました。
既存の動力車がスロットレスモーターに引き寄せられてゆく様子を見たミオリネさんに、“ロミジュリったら許さないからね‼︎”と罵倒されそうです。
この2つに加えてアンカプラー線路の上で立ち往生するケースもあるんだとか。
で、車両に取り付けてスロットレスモーターの磁力が効きすぎないようにする“減磁板”なる製品を準備なさっているらしいんですが、もう一つ用意なさっているのが“増磁シート”なる製品だそうです。
この“増磁シート”なるパーツをTOMIXのポイント(の一部ロット)に取り付けると、駆動ユニットのマグネットと電磁石の鉄芯との吸着力を補助するんだとか。
ここまで、自分なりに解釈して書いてみたんですけど分かります?
分からなくて当然だと思います。
こう云う時こそ配信で説明する時間を作って実演してもらえればとても有意義だと思うんですね。
じっくりやって20分ぐらい?
それこそ素人のブログで長々と書かれたものを読むよりも、Dr.小出さんが懇切丁寧に説明なさった方が説得力が出ますよね。
そもそもこのカラダに良さげな“機能補助部品”はホビセン扱いですしね〜。
かつて某社の説明書に、“KATO製のKC-1などの大出力のコントローラーを使うと壊れます”と堂々と名指しで書かれたこともあるのに、“都合悪い様でしたらユニトラックに買い替えてね〜♪”と放り投げるんじゃなくて、ちゃんとヨソのメーカーのフォローをしちゃう辺りKATOっぽいなぁ〜と感じていたりもします。
(※ウチのスロットレスモーター搭載車両例)
