いや先日の土曜日ね。
困ったときはネタにさせてもろてます鉄道伝説が伊豆急2100系“リゾート21”の回やったんですけどね。
鉄道車両と直接関係の無い人を集めてアイデアを練ったり最初のうちは車両メーカーに断られたりと苦労の絶えない開発段階であったり、少ない予算で知恵を絞って宣伝活動を行ったり。
私は子供心に遠い伊豆の地で誕生した奇抜な電車と云う印象しか無かったものですから、やっぱり聞いてみんと分からんよねぇ〜なんて呑気に拝見しておりました。
それはそうと、我々の世代であればコレを思い出すのではないかと思います。
KATOのカタログに載っていたリゾート21。
実はこの製品、伊豆急さんからKATOに持ちかけて製品化されたアイテムやったんですね。
先ほども申し上げましたが、宣伝広告費を潤沢に用意できない中、愛称募集とかプラレールにしてもらうとか専門誌に取り上げてもらうなんて活動の一環としてKATOに話を持って行ったんだとか。
ドローバーなんて言葉を覚えたのもこの編成のおかげだったと思います。
ちょうど初めて自分で買ったシルバーの表紙のカタログに載ってたと思うんですが、この赤白青のフランス国旗の様なデザインが鮮烈で、欲しい欲しいと悶々としていたのを覚えております。
ただ、単品で客車をコツコツ集めていた小学生時代でしたのでなかなか¥15,000のセットモノをポーンと買うことなど出来ず、所詮は縁の無い編成として淡い記憶だけが残っている、そんな列車が私にとってのリゾート21でございます。