先日、年甲斐もなくはしゃいでいた“鉄道伝説”のお話。
まさかとは思ったものの、明治時代からスタートするとは思いませんでした。
新橋〜下関間25時間オーバーの旅ってのも興味深いんですが、下関から釜山まで連絡船に乗ってパリを目指したってーのは見事にスルーされてましたね。
そこまでやったら時間が足りませんし本来の趣旨からも外れますもんね〜。
いわゆる“決戦ダイヤ”によって廃止された“つばめ”が戦後復活する過程がさらっと紹介された後、東海道全線電化からの電車化→東海道新幹線開業→新幹線延伸→発着駅の西進→“つばめ”の消滅までがザーッと描かれてゆきます。
最終的に九州新幹線に引き継がれるところまでが描かれるのですが、787系の開発に思ったよりも時間が割かれていたのが印象的です。
水戸岡鋭治さんが歴史上の人物みたいになってましたが…。
で、個人的に感じたのは、そのうちC62だけ単体で取り上げられそうやなぁ…と。
型式ごとに細かく取り上げる回でもないんでさっさと紹介が終わったのは納得できるんですが、国鉄最大の旅客型蒸気がこの程度の紹介で終わるわけがないよな〜と考えるわけです。
30分にまとめるには歴史が長すぎる、近代日本を支えた特急列車の物語でしたが、実際の時間よりもはるかにボリュームを感じる素敵な回でした。
そうそう。
ラストシーンに向けて歴代の“つばめ”の画像が出てきたんですが、まさかEF57の写真があんなにエモいとは思わなんだです…。