7月28日、JR東日本が一部ローカル線の収支を公表して世間に衝撃を与えております。

収支を公表したのは、2019年度実績で輸送密度(1日1キロ当たりの平均旅客輸送人員)が2000人未満の区間とのこと。

(※画像はイメージです)


今年の4月にJR西日本も同様の発表を行っておりましたが、これに準ずる内容です。


中身はもっと厳しいんですけどね。


営業係数5桁の路線なんて「なんで走らせてるの?」と言われそうですが、収支だけではない事情もございましょうから一概に「ダメ」とは言えません。


これから地元自治体との協議が始まってゆくんでしょうが、正直廃止とは言わないもののなんらかの形で手放してしまいたいJRと、無くなってもらっては困るけど自力で支え切れる体力のない自治体との間で相当シビアな駆け引きが展開されるのは想像に難くないですね。


ただし、一度線路を引き剥がしてしまうと元通りの姿に復元することは困難なだけに、輸送密度と営業係数だけで存廃を決して欲しくないなぁ…と云うのが第三者の感想です。

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