本日の内容は、有識者の皆様からすれば、
「何を今更…」
「そんな事も知らんのかいな…」
「ダサ。」
と云う事柄なんですが、ワタクシ目から鱗が落ちまくってひょっとしたらそれはもう既に鱗ですら無いのでは無いか?と思うような状態でございます。
随分と昔にご紹介したかと思います。
1954年の映画「つばめを動かす人たち」
NPO法人科学映像館さんがアップロードして下さっている動画なんですが、この映画の冒頭部分。
東京機関区にて点呼を受ける機関士と機関助士が向かった先には本日の“つばめ”牽引機のEF58が鎮座しております。
この頃はヘッドマークも紺色ベースでね〜。
白黒にしたら黒くなるわなぁ…なんて呑気に構えていたんです。
で、次のカットで違和感を覚えます。
青大将でも無いのに前面のスソの所が色違いになってる?
ここでもう一度車番を確認して納得しました。
31号機と言えば…
有識者の皆さんならもうお分かりですよね♪
ダメ押しでマイテと連結して東京駅まで回送するシーン。
ロコと客車で色味が違いますよね。
この時代だから茶色いゴハチだと思い込んでいたんですが、この映画って試験塗装機の31号機が出演していたんですね。
アップロードされてもう9年も経ってるのに全く気付かなんだ。
再現するとこんな感じですよ旦那。
コレを白黒に転換すると…
なるほど。
ちなみに名古屋から牽引するC62なんですが、こちらはデフレクタにいわゆる“下がりつばめ”と呼ばれた装飾を施された18号機が充当されております。
更に最後のカット、宮原機関区のシーンでは単機でウロウロしている2号機が出て来たり、やっぱり興味深い映画ですね。
