ようやく整備が終わったんですが、ここでDF50って機関車のおさらいをざっとやります。
DF50は非電化亜幹線の無煙化のために製造された、国鉄初の量産形ディーゼル機関車です。
ディーゼル機関車ではあるものの、当時はまだ液体変速機の技術が未熟であったため、エンジンで発電した電気でモーターを回す“電気式ディーゼル機関車”である事が最大の特徴です。
DF50は、新三菱重工がスイスのズルツァー社と提携して開発した直列8気筒エンジンを載せた0番台と、川崎重工と日立製作所がそれぞれ西ドイツのMAN社と提携して開発したV型12気筒エンジンを載せた500番台に分けられるそうです。
今回は基本番台である63号機としましたので、“新三菱神戸ズルツァー8LDA25A”と云うエンジンを搭載していることになります。
ちなみになんですが、B-B-Bの6軸配置とされた動力台車のレイアウトを初めて採用したF級機ってのも、このDF50なんだそうです。
(ここまでWikipediaより)
さてさてレイアウトに持ち込みまして、気になるロコと並べてみます。
まずは同じ頃に開発されたED70。
最中と八ツ橋とおたべぐらい血縁を感じる2つのロコ。
このED70、メタルインレタを貼り付けたかのような仕上がりを見せるナンバープレートが付属してまして、DF50もこっちの仕様にしてくれさえすればそんなに苦労せんで済むよね…と恨み節を呟いてしまいます。
続いてはこちら。
悲運のロコであるDD54ですね。
ウチのブログでは決して欠陥機ではないと結論付けているのですが、それなりの年数を走り続けて1985年まで活躍したDF50に比べれば、やはり実働12年のDD54は“絡みづらい子”だったんでしょうね。
明日はいよいよシェイクダウンです。