先日“平成の怪物”との二つ名で知られた西武の松坂大輔投手が引退登板に臨みましたね。
多分ストレートを投げてらっしゃるはずなんですが球速は120キロに届かず、チェンジアップの様な軌道を描いたボールでフォアボールを献上し22年に及ぶ現役生活に終止符を打たれました。
横浜高校時代に夏の甲子園決勝でノーヒットノーランを達成し、その秋のドラフト会議で西武から1位指名されプロ入り。
その後の活躍は皆様ご存知でしょうし、MLBへ渡った後の活躍と苦悩も皆さんご承知のことと思います。
実は2009年のシーズン中にひょんなことから肩を痛め、その翌年からのキャリア後半は納得できる球は投げることが出来なかったとのこと。
中央球界のど真ん中を歩み続けた果てに、ボロボロになるまで挑戦をやめなかった松坂投手の生き様は、多くの野球選手の心に響いたのではないでしょうか。
決して“深いところで舐めてる”選手ではなかったと思っております。
なんでそんな話しとんねんって?
ふとこの本の事を思い出したからですよ。
ネコパブリッシング
“Rail Magazine 249(2004-6)”
ワタクシがC62-2と触れ合ったのは既に本線上からは姿を消し、梅小路の展示走行を行っていた頃です。
KATOのカタログでしか見たことのなかったC62の実物を前に、
「デケぇなぁ…カッコええなぁ…」
なんて小学生丸出しの感想しか出なかったんですが、まさか生涯を通じて魅了され続けることになるなんて思いもよりませんでした
決して初めから時代の中心というわけでは無かったんですが、それでも黙々と花形の東海道本線を往来し、活躍の場を徐々に奪われながらも最後の大舞台である“山線”で命を燃やし尽くすまで働き続けたC62の姿に、燃え尽きるまで全力を尽くそうとするアスリートの姿を重ねてしまったのかもしれません。
ちょっと強引かな?www
(※北海道形は買いにくい感じでしたので、東海道形を貼っておきます。)