薄い書棚を駆使して何かしらを走らせるシリーズの2回目です。
本日の一冊はこちら。
ネコパブリッシング
“国鉄時代 vol.44”
表紙の“蒸気終焉40年”にある通り、1976年の蒸気機関車完全全廃から40年が経ったこの年に、動力近代化計画完遂直前の様子をプレイバックしようと云う特集を組んでいました。
素直に蒸気のお話でもするかなぁ〜とペラペラとページをめくっておる時にですねぇ。
ある写真が目に入って手が止まります。
岡山操車場にて撮影された、EF60牽引による貨物列車です。
そう、一つ目で茶色いEF60…。
そう言えば、モーターを換えるだけ換えておいて、ろくに走らせてませんがな。
TOMIX 9167
“国鉄EF600形電気機関車(3次形・茶色)”
忘れてたワケや無いんですけどね。
黒貨車ばっかり牽引させても面白くないなぁ…と思っておるうちに色々と後回しになってました。
個人的にEF60って、0番台は貨物のイメージが強いんですが、果たして旅客はNGなんでしょうか。
ここでWikipedia先生より、以下の一節を引用します。
国鉄時代の旅客列車牽引実績としては、1960年代半ば頃に高崎線で冬季を除いた期間の一般客車列車…
え、もしかしてもしかするとこんなんですか?
KATO 10-1320
“スハ32系 中央本線普通列車”
このセットに関しては、貨物用のロコでも牽引できる様に暖房車であるマヌ34が入ってますが、この暖房車を抜いてしまえば先ほど引用した部分の編成になるんとちゃいます?
と、云うわけで…
「ざっと並べてみた。」
セットの6連に単品のオハ35を2両足しまして、8連を組成。
「おや?」
駅に入線する姿を眺めてみても…
「良い‼︎」
いつものところでも映えます。
もちろん同じ葡萄色ですのでマッチングに問題は無いです。
こんな写真を撮ったオールドファンもいらっしゃることでしょう。
あらためて、良き使い途が出来て活躍の場が広がりそうです。