さて困りました。
昨日まで撮り鉄さんの大まかな分類までは済ませましたが、その中で定義づけた“アスリート派の撮り鉄”がどう云うメカニズムで迷惑をかけるのか。
なんとなくは分かるのですが、私は撮り鉄では無いので理解は出来ません。
で、以前勤めていた会社で受けた
ってのをふと思い出したんです。
歴史の古い性格診断法なので、賢明なるウチのブログの読者ならばご存知の方も多いかもしれません。
分かりやすく説明したはるところはないかな?と思って探ってみたところ、茨城産業保健総合支援センターさんのサイトに上手にまとめたページがございましたのでご紹介します。
本当は5つのカテゴリーに対する10個ずつの質問からその人の性格の“クセや傾向”を弾き出すのがエゴグラム診断のはじめの一歩なんですが、アウトプットされた結果から遡ることにより撮り鉄のメンタリティを類推する事は可能かもしれません。
ちなみに5つのカテゴリーってのはこちら。
(※ 茨城産業保健総合支援センターHPより)
で、迷惑系撮り鉄の行動を見てゆくと、“逆N型”と呼ばれるパターンにたどり着きます。
逆N型の特徴としては、先にご紹介した5つのカテゴリーのうち“CP”と“FC”の数値が高く出る傾向が挙げられます。
自己中心的で他人の意見に耳を貸さないどころか、他人にどう見られようと気にならないメンタリティの持ち主です。
これだけでは良いとこ無しですが、茨城産業保健総合支援センターさんによると、芸術家にはこのタイプが多いそうです。
逆N型の人は、上手く転べば素晴らしいリーダーシップを発揮する可能性もあるので、悪い面ばかりでも無いんですね。
ただし悪い方に転ぶと“ワガママで要求だけは高いデリカシーの欠けた厄介な上司”になる傾向が高く、自分の理想に外れるならば周りとのトラブルも厭わない、駅のホームで駅員さんに罵声を浴びせる撮り鉄の出来上がりとなるわけです。
撮り鉄自身の自己啓発としては、簡単に言えば“他人の話に耳を傾ける練習”をして行けば、迷惑系撮り鉄なんてレッテルはそう遠くない未来に剥がすことが出来るかもしれません。
しかしながら、我々外野の人間、或いは鉄道会社さんで出来る事は無いものでしょうか?
(つづく)