ふと思い出したんですよ。
「そう言えば日本の名レース100選って集めてたよなぁ」
書棚を確認すると、ありました♪
vol.59までで諦めてたつもりが、なんとvol.62まで集めていたことが発覚。
このシリーズ、ハッキリしたことは分かりませんが、どうやらvol.74で止まってるっぽくて、あともう少しで全部揃うんやなぁと思うと複雑な気分です。
で、この中でもお気に入りの一冊がこちら。
67年の“日本グランプリ”です。
この頃はまだ日本にはF1がやって来ておりませんもので、日本グランプリと言えば年に一度行われるスポーツカーの大賞典レースだったんですね。
もちろんワタクシの生まれる前ですので、テレビ中継されていた様子とかは全く存じ上げませんが、ここで勝てば国民的な大スターになったとか。
事実、このレースで勝利を挙げた生沢徹選手は、ワークスの包囲網を打ち破って優勝した一匹狼のスーパースターとして人気者になったんだとか。
ご本人曰く、
「今だにこの勝利のおかげでメシが喰えてる」
そうです。
本音かどうかは分かりませんが…。
ノウハウもない中プライベーターとしてスポンサーを集め、マシンを借りる三和自動車を通じてポルシェのメカニックを呼び寄せ、本番では「3位がええとこちゃうかな?」なんて言いつつ優勝しちゃう痛快さ。
男子なら憧れる気持ち、分かってもらえますかね?