旧客といえば、こちらを連想なさる方も多いかもしれません。
荷物車ですね。
画像のマニ36もそうですし、よく急行列車のセットに入っているマニ60なんかはメジャーどころかもしれません。
また、こんなのも。
郵便車ですね。
画像のオユ12は締切郵袋専用の護送車と呼ばれる車両です。
そしてこちら。
荷物車と客車をフュージョンさせた“合造車”と呼ばれる車両ですね。
中にはここに郵便車の機能を合体させて“オハユニ”を名乗る強者も存在しました。
で、個人的にはこれらの車両をセンスよく組み合わせる事が、模型的な楽しみ方の一つだと考えております。
まずは、先ほどのマニ36とオユ12を連結しておいて…
この中から何両かと…
この中から何両かをピックアップします。
繋げるとこんな感じ。
今日も、それっ“ぽい”編成が仕上がりました。
左・オハフ33戦後型
右・スハ32
戦後型のオハ35系統の客車は妻面の絞り込み方が違ったりしますし、スハ32は狭い窓が並ぶ20m級の車両でした。
製造時期や型式によって見た目がバランバランなのも旧型客車の良いところだと思っております。
で、今日は牽引機としてこちらを引っ張り出しましょう。
KATO 3049
“EF58 後期形 小窓 Hゴム”
愛好家からは大層嫌われたと云う、前面窓がHゴム支持に改造されたゴハチです。
国鉄末期の雰囲気を味わうには、コレもまた良きロコだと思っております。
並走する私鉄の駅から国鉄の駅を覗いた感じ。
こんな写真を撮った覚えのあるオールドファンもいらっしゃるのでは?
上り下りの加減によって、郵便車や荷物車が最後尾に来たりします。
ちょっと白黒にするだけでノスタルジックな気分にさせてくれるのも旧客の良さです。
(つづく)