お久しぶりのこのシリーズ。
東海道形が入線しましたので復活でございます。
【C62-30】
KATO 2017-7
“C62 東海道形”
赤いナンバーとスッキリした外観が特徴的な東海道形。
2機導入したうちの、本日は30号機のご紹介です。
まずは簡単な略歴から。
〈落成〉
1948年11月11日
〈所属歴〉
1948年11月27日 姫路第二機関区(12月3日使用開始)
1950年 8月 宮原機関区
1956年11月 保留機関車指定
1957年 1月 鷹取工場乙修繕
1957年 2月 小樽築港機関区
1968年10月18日 北海道支達59号により廃車
戦後の特急“つばめ・はと”の牽引に優先的に充当されたと云う赤ナンバーの機体の中の一機です。
皆さまご存知のように、東海道を闊歩したC62はその後、北海道や山陽地方、或いは東北地方へと散って行きます。
この30号機は、2号機と同じタイミングで小樽築港機関区へと渡っていった機体ですね。
動力近代化の波に呑まれ、昭和43年には廃車となっております。
本日のお供はもちろんこちら。
KATO 10-1659&1660
“スハ44系 特急「はと」
入線記事でも使った画像で恐縮です。
どうしても“つばめ”に比べると一歩引いた存在に見える“はと”なんですが、お昼ごろ発車するダイヤのおかげで案外人気があったとか無かったとか、真実はどうでしょう?
転属していった線区に合わせてバリエーションがあり、そのどれもが魅力的なC62。
やはり東海道形のスッキリとした美しさは別格です。