昨日、TOMIXの製品化予告が出ましてね。
普段そこまで引っかからないんですが、強烈に目を奪われたのが
“かもつれっしゃのワムくんセット”
です。
簡単に説明しますと、1984年に出版された絵本をモチーフに、貨車の6両セットを企画しましたってな内容です。
このワムくんのセットにも絵本が同梱されるそうですが、鉄道模型関連で絵本付きと言えば、先月だかにKATO様より出ました“ジオラマくん”が記憶に新しいところです。
各社、鉄道模型ユーザーの裾野を広げるのに結構な労力を割いていらっしゃる様子です。
個人的にはこういうのは大歓迎やなぁと思っておりまして、小学生ぐらいからNゲージに慣れ親しむのは良い流れだと認識しております。
手前の話で恐縮ですが、ワタクシの妻が知人に、
「夫が鉄道模型にハマって一部屋潰してはりますねん。」
ってな話題を出した時、ほぼ全ての方が、
「エエや〜ん♪」
と好意的に受け止めてくださるそうです。
世間的にも30年ぐらい前よりは遥かに受け入れられやすい趣味として、鉄オタが認知されてきておるのかもしれません。
絶妙に世代がズレますのでこの絵本の内容には明るくないのですが、トミーテックさんの解説によると、子供が成長する上で避けて通ることの出来ない新たな他者との出会いや家の外の広い世界との対峙というものが描かれておる様に感じます。
お子様の情操教育にも役に立てますし、ここを入り口にして例えば地理に興味を持ったり、経営に興味が向いたり、或いは工業デザイン的な興味を育むかもしれません。
鉄オタと呼ばれる人々の趣味嗜好がかなり細かく分かれておる様に、ここから導かれる可能性もまた多種多様であるはずです。
大袈裟かな?(笑)