こちらも不定期に復活するシリーズでございます。

KATO 
10-1659&1660
“スハ44系 特急「はと」
3020-4
“EF58 初期形大窓 茶”
これは個人的な勝手な印象なんですが、子供の頃からのイメージとして、「つばめ」が茶色で「はと」が緑と云う固定概念が染み付いておりました。

閲覧者様のご想像通り、当時所有していた編成のイメージのせいです。
ですので鉄道模型を再開した時に真っ先に探したのが“茶色い”つばめであり、ヤフオクで見つけて興奮したのも“青大将”のはとでした。
昨年再生産された青大将の“つばめ”にももちろんエキサイトしましたし、編成を構成する客車の変遷に時代の移り変わりを感じたりもしておりました。
今回導入した“茶色い”はと。
入線するまでは、実はあまりピンと来てはおりませんでした。
ただ、手元に来たモデルを眺めながら、ベンチレーターが並んだスッキリした丸屋根のマイテ58が思いのほか好印象であり、戦後の日本が急速に発展してゆく息吹を感じさせてくれる気さえして参ります。
結局のところ、色に関係なく新幹線開業前の客車特急は、我々世代にとっても化石以外の何者でも無いのですが、令和の時代を駆け抜けるギンギラギンの車両たちに比べれば趣味の対象としての味わい深さは段違いでございます。

ちなみに、東海道線全線電化直前には、こんな感じの姿も見られたそうで。
試験塗装機による牽引ですね。

ウチの試験塗装機軍団のうち、16号機を先頭に立てます。

昼下がり、どこかの鉄橋を渡る“はと”。

やはり憧れは憧れでございます。
こんなことを言っていると老害扱いされそうですがwww

〈特急「はと」ひとくちメモ〉
国鉄戦後初の特急列車として知られる「へいわ」から改称された「つばめ」の姉妹列車として1950年5月より運行が開始されたのが「はと」である。
1956年の東海道線全線電化まではEF58とC62のリレーにより運行され、東京〜大阪間を8時間で結んだ。
1等展望車のマイテ39・49・58と共にリクライニングシートを備えた特別二等車のスロ60が連結され、繁忙期には客車13連を連ねて東海道を闊歩した。
基本的には「つばめ」と同じ構成の編成が使用され、最後尾に展望車が連結されていたことや、スハ44の座席が進行方向に向けて固定されていたため、終着駅に到着後にデルタ線を使って列車ごと方向転換されていた。
(※Swallowtail@amebaまとめ)


Swallowtail的スターターセット。


鉄道コム