少し前に仕事で使う営業車が変わりまして〜ってなお話をしたかと思うんですが、このクルマ、愉快なことにトヨタの純正ナビを付けてくれてるんですね。
そんなクルマをワタクシに渡すとですねぇ。
そら好きなCDかけますやんwww
で、久しぶりに聴いたこのアルバムが思ったよりも良くて、どこかでご紹介したいと思ってたんです。
ちょうどネタが枯れましたのでwww
Jimmy Page&Robert Plant
“Walking into Clarksdale”
('98 Mercury)
当時大流行りしていたMTVの“Unplugged”に満を持して登場したのがペイジ&プラントのお二人でした。
ペイジ&プラントがレッド・ツェッペリンとして大活躍していた同じ時代をクリームやらデレク・アンド・ザ・ドミノスとかをやりながらラリって過ごしたエリック・クラプトンがセルフカバーや新曲で大成功を収めたあと、かのNIRVANAがまさかの名演をやってのけたUnpluggedに、とうとうペイジとプラントが引っ張り出されると聞いて、Zepファンの多くは正直不安を覚えたことでしょう。
ロックの楽曲のアコースティックなアレンジで言えば、ジミー・ペイジは第一人者でありますので特に心配は無さそうでしたが、問題はジミー・ペイジの演奏スキルとロバート・プラントのモチベーションでした。
演りたない言うてはるからそんなにツェッペリンの曲は演らんやろなぁと思わせておいて、エスニックなアレンジながらも次々に繰り出されるZepナンバーの数々。
結局、ロックンロールとかアキレスラストスタンドとか“いかにもツェッペリン”ってな楽曲は流れず仕舞い。
ただ、最後の最後に演奏された“カシミール”の終盤に流れた“Black Dog”のリフはその次を連想させるに十分な一節でございました。
そして開始されたワールドツアー。
あれだけプラントが“演りたない‼︎”と言っていたはずなのに、回を追うごとに増えてゆくZepナンバー。
そんなツアーが終わったのちに作られたのがこの作品です。
実はこのアルバム、発売されてすぐに買ってたんですよね。
しかしながら、当時はイマイチワタクシの心に響かなくって、永らく塩漬けになっておりました。
で、昨年末に引っ張り出してきて聴いてみて。
まぁビックリしましたよね。
ツェッペリンの新作やないかい‼︎と。(笑)
御大お二人は当然なんですが、特にマイケル・リーのドラミングは、ツェッペリンが紡いでいた独特のグルーヴを上手く引き出していると思います。
分かりやすさと言う点で一曲選ぶならばこちらになるでしょうか?
Jimmy Page&Robert Plant
“Sons of Freedom”
毛嫌いせずにちゃんと聴いとけば良かったなぁ…。