永く愛好家に親しまれ愛され続けるEF58。

そんなゴハチが入線すると復活するこのシリーズ“うちのごはち”。

本日は歴史上重要な役割を担ったこの機体です。

〈EF58-57〉
簡単な略歴です。


製造/1953年4月9日・東京芝浦電気

廃車/1979年9月20日・宮原機関区


最終的には大窓からHゴム支持の小窓に改造され、比較的早い時期に廃車となっております。

そして57号機で忘れてはならないのが、東海道本線全線電化時の下り“つばめ”第一号を牽引した経歴でしょう。

そんな機体ですので、あと5〜6年生きながらえていたならば色を塗り替えた上で博物館に入れてもらえたかも知れません。
せっかく青大将色になったものの、4年間運行されたあと151系によって電車特急化されましたので、この塗色はなかなか短命でしたね。
昭和32年からは試験的に列車無線アンテナが搭載され、マイテ39と共にこの機体のアクセントとなっております。
美しい原形大窓を備えた車体に優雅な緑の塗装が映える、コレもまたゴハチらしい一機です。








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