憂鬱な話をします。
明日からはどうでも良いことだけを書き連ねる鉄道模型オタクブログに戻ります。
読みたくない人はどうぞ無理せずお引き取りください。
自分がプロレスを見始めたのは、同年代の他人より少し遅くて20歳を過ぎてからです。
90年代半ば、長州力が東京ドームを押さえてUインターと全面対抗戦をやった後ぐらいからでしょうか。
色んな団体が出来て、潰れて、何人かの大好きなレスラーが死んで、それでもマット界ってのは無くならずに存在し続けて来たわけです。
基本的に貧乏ヒマ無しですので現場に通い詰めるでもなくもっぱらテレビ観戦やら専門誌・紙の記事の閲覧やらネットでの情報あさりやらである程度の知識は持っておるつもりです。
プロレスってのは
“技を受けて強さを誇示する変わった競技”
なんだと結論づけたのは、5階にある自宅のベランダからダイブして死んだ親友でした。
面白いモノで、継続的にプロレスを観察していると、試合中の所作で、
「この人はええ人なんやろなぁ」
「ギミックで悪役やってるけど、この人絶対優しいで。」
などなど、勝手にキメ打っては人となりを想像してしまう自分が居ます。
そして、
「この人はどこまで人が良いんやろ?」
と思える選手が大好きです。
彼女の必殺技として知られる技がいくつかございますが、相手の顔面を豪快に撃ち抜くビッグブーツが一番好きでした。
そのうち会場で生観戦したいなぁと思ってたのにね。
願わくば、彼女が望んでいたと云う女性限定興行ってのを実現させてあげてほしいです。
あんまり軽々しく言いたくはないのですが、心より木村花選手のご冥福をお祈り申し上げます。
若い人が理不尽に命を落とすことなんて無い世の中にしてゆきたいと、切に思います。