ノリと勢いで始めた“ウチの客車特急”シリーズも早いもので第十回。

手元のネタはひとまずコレで最後ですが、この趣味を続ける限りまた増えるモノと考えて間違いは無いでしょう…。

今後、新たに客車特急が増備されたタイミングでこの項も復活します。


子供の頃のKATOのカタログで舐め回す様に眺めていたこのページ。
今にして思えば、マイテ49とEF58から集め始めて客車だけで9両編成まで頑張った子供の頃のワタシ。

もうちょいでフル編成やったね…。

当時は単品で集めるのが当たり前の世の中、このセットは憧れでした。
ちなみにこの価格。
税抜きでも税別でも税込でもございません。
税“無し”ですwww

さてさて、戯言はこのぐらいにしておきまして、本日の主題です。

KATO
10-534&535
“スハ44系 特急「つばめ」7両基本&6両増結セット”
2019-2
“C62 東海道形”
3020-4
“EF58  初期形 大窓 茶”
ウチの家宝です。
その割にはちょくちょく表に出されますwww

この世界に復帰後、間もなく手に入れたC62。
坂道を下るのが大の苦手と云う、鐵道模型としては致命的な弱点を抱えております。

おかげでウチの路線は平坦になる様に作っております。

そしてゴハチ。
ウチのゴハチのエースと言うべき一機。
大窓で茶色くてこのヘッドマークを掲げておいて、「私ゃ脇役ですよ」なんておトボけは許されませんwww

そんなわけで、まずはゴハチから。

多客期に編成されたと言われる13連を、持てるパワー全開で牽引します。

つばめと言えば3軸台車も誇らしげなこの車両。

展望車“マイテ39”でございます。
今なら“上級国民”なんて揶揄されるセレブリティしか乗車出来なかったとされる高級車両です。

名古屋か稲沢か米原か?
間も無く非電化区間へと差し掛かる、その前の最後の力走を見せるゴハチです。

そう、非電化区間はこのロコの独壇場であります。

ゴハチが2羽の燕を掲げるならば、こちらは孤高の燕をお供に一路大阪を目指します。

日本鉄道史上最強の旅客用蒸気機関車との呼び声高いC62。

間も無く西の大都会、大阪へと到着の模様です。

私の様に客車列車に魅了された多くのファンの憧れであろう一本です。

〈スハ44系特急“つばめ”ひとくちメモ〉
太平洋戦争終結後、昭和24年に東京〜大阪間を結ぶ特急列車が復活する。
“へいわ”と名付けられたその列車は一年後、一般公募により選ばれた“つばめ”と云う名に改称される。
編成には、進行方向固定のシートを装備されたスハ44を中心に、リクライニングシート装備の特別2等車スロ60、食堂車マシ35、そして一等展望車としてマイテ39・マイテ49・マイテ58が用意された。
未だ全線電化が達成されていなかった東海道線において電化区間はEF58が、非電化区間はC62が担当した。
このリレーは、昭和31年11月の東海道本線全線電化まで続いた。
(※Swallowtailまとめ)


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