いや、ちょっとね。
どうも見過ごせない記事が東洋経済オンラインで載ってましてね。

(東洋経済オンライン 2020年1月19日

記事そのものには全く問題はございません。

「株式会社 黒谷商店」さんが製造する“電車チョコシリーズ”の収集にハマってしまった筆者の方が、店頭での探索に飽き足らず製造元を訪問して思う存分集めると云うお話です。

その過程で、電車チョコシリーズの生い立ちやこだわり、製品として世に送り出すまでのご苦労などをまとめた大変素晴らしい記事だと思います。

実際、電車チョコが欲しくなる、そしてチョコレートが食べたくなる記事ですwww

しかしです。

一個だけ気になるのが記事冒頭のこの一文です。

鉄道模型は高尚な趣味だと思う。

いわゆる「模型鉄」と呼ばれる人たちが、それらにどれだけのお金と時間を費やしているか計り知れない。はまりすぎて、中には人間関係や人生をも壊してしまった人もいるかもしれない。”

(原文ママ)


誤解ですwww

でも、多分きっと、世間から見た模型鉄ってのはこんなイメージなんでしょう。

もちろん縮尺が大っきくなればちょいハードルは高くなります。

車両の素材がプラからダイキャスト、或いは真鍮になって来るとえらいことになったりする場合もあります。

でもね。

思い起こしてみてください。

貴方のご主人が休日に死んだ時間をパチンコ台の前で過ごして「5万負けた〜」なんて言われたら。

或いはですねぇ。

どーせ口説けないおねーちゃんに何十万何百万と貢いだ挙句、子供の進学費用にまで手を付けていた、なんて事になったら。

役所に行って緑の紙をもらってこようと思いません?

そんな事なら、みどりの窓口で家族旅行の切符の手配をしてくれる方がよほど幸せです。

もしくは“すみっコぐらしのキャラクターが描かれた緑の電車の模型”を走らせて悦に入っている方が幸せではございませんか?

全部おんなじ緑色なのに、修羅場感が全然違いますね♪

いい加減“鐵道模型はカネがかかる”と云うステレオタイプの色眼鏡で上から物を言うのはやめてもらいたいところ。

そもそも投資する金額の多い少ないで趣味を語る発想自体が貧しいと気付いて欲しいなぁ…な〜んて思うわけです。

あ。

別に怒ってないですよ(笑)

(※本文中の画像は鉄道模型のイメージです)

Swallowtail

鉄道コム