ディスカバリーチャンネルでやっている、“OVERHAULIN' ”(オーバーホール改造車の世界)。
何らかの問題を抱えて愛車をカスタム出来ず八方塞がりになっているターゲットの“周りの人”の依頼を受け、著名なカスタムビルダーであるチップ・フースが率いる“Aチーム”が毎週ゴリゴリのカスタムカーを生み出す愉快な番組です。
似た様な番組で、こちらはカスタムでは無くレストアですが、“カーSOS”ってのもナショナルジオグラフィックでやってますね。

で、画像のビートルを想起させる様な一台がこちら♪

Mattel Hotwheels
「VOLKSWAGEN “CLASSIC BUG”」
パッケージと色が違いますがwww
もうちょいオレンジがかったゴールドのはずが、ラメラメゴールドにおさまってますね。

“クラシック・バグ”と銘打っているだけあって、細かいディテールに初期のビートルの特徴を有しております。

例えばヘッドライトはフェンダーに沿って少し寝かされた形状のレンズが付いております。

そしてリアウィンドウは1950年代初頭まで採用された、左右に分かれる“スプリットウィンドウ”が再現されております。
細かい事を言えば、ウィンカーを兼ねたテールライトも小ぶりで上品なものがクラシカルですね。

フロントとリア。
前輪と後輪の大きさが全然違うのが分かりますよね。

恐らくドラッグレーサー指向のカスタムカーなんでしょう。

右と左。
フロントに向けて車高が下がっているのがお分かりいただけますね。
ここもドラッグレーサーっぽいですね。

やっぱり左ハンドルです。

皆さんご存知の様に、Type1はリアに空冷対向4気筒エンジンを搭載して後輪を駆動する“RR”レイアウトを採用しておるのですが、空冷ゆえにハードにチューンナップされたエンジンには排熱の問題がつきまといます。

そこでよく行われた対策がコレ。
エンジンルームのヒンジを工夫して、ボンネットを少し浮かせる改造が定番でした。

パッケージとは違いますが、エエ色ですよね♪

実はワタクシの実兄がその昔、75年式あたりのビートルに乗ってまして、個人的に馴染みの深い車種でございます。

California Lookを略して“キャルルック”と呼ばれるカッコイイ一台です。