その昔??
20年ぐらい前なんで昔で良さそうですね。
女性のヴォーカルってーのはどちらかと言えば高めの声が主流でして、あの多作濫造でお馴染みの小室哲哉先生も、「誰が出せるねん?」と思うような、それはそれは高~い音を歌うことを数々の女性たちに強要していましたね。
このような状況下で、たとえば本場のようなリズム&ブルースを歌う女性歌手は日本では出ないだろうと思っていたんです。
こういう先入観をぶっ壊してくれるのは、いつも若い才能なんですよね。
藤圭子の娘だというのも、この曲が発売された1998年当時15歳だったと云うことものちに知ることになるのですが、恐らく国内で一生懸命音楽の勉強をしていると到達出来ないであろう高みに最初から立っていた宇多田ヒカルという女性のおかげで、本来ならアンダーグラウンドにとどまっていたであろうと思われるアーティスト達に光を当てることが出来たのではないでしょうか?
知らんけどwww
それにしても、楽器の数が明らかに少ない中で際立つこの方の歌唱力の高さ、存在感。
人として憧れます。
宇多田ヒカル
“Automatic”